500万円級のトヨタ ヴェルファイア&アルファードが激売れな理由(2/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
- カメラマン:茂呂幸正
「いつかはヴェルファイア&アルファード」
ヴェルファイア&アルファードは、なぜここまで人気が高いのか。
ヴェルファイアを扱うネッツトヨタ店のセールスマンは『かつての「アリスト」、あるいはドイツ車なども含めて、上級セダンからの代替えが多い。クルマを趣味にしているお客様がヴェルファイアを積極的に選んでいる』と言う。
アルファードを売るトヨペット店のセールスマンは『政治家や芸能人が使っている様子がTVなどで報道され、アルファードのイメージが高まった。トヨペット店には法人のお客様が多く、「クラウン」などからアルファードに代替えするケースも増えた』と説明してくれた。
つまり昔は「いつかはクラウン」だったが、今は「いつかはヴェルファイア&アルファード」なのだ。
セダンには出し得ない、ド迫力のフロントマスク
このあたりは実車を見ると良く分かる。
アルファードのフロントマスクは、確かにクラウンに通じるところがありそうだ。ヴェルファイアは同じクルマでありながら、イメージ的にはもう少しスポーティー。かつてのアリストを思わせる。アリストは今日のレクサスGSだが、これは欧州車風に洗練された。往年のアリストの押し出し感はもっと分かりやすく、ヴェルファイアもこれに近い。
ヴェルファイア&アルファードのフロントマスクは、ミニバンの特性を上手に利用している。全高が1900mm近くあるから、フロントマスクの上下幅も厚い。ここにメッキグリルを装着すると、セダンでは実現できない迫力を生み出せる。
「トヨタ ランドクルーザー」、「レクサス LX」といったLサイズSUVにも似た特徴があるが、表現の仕方はヴェルファイア&アルファードの方がストレートだ。
[豪華絢爛な室内空間に圧倒・・・次ページへ続く]
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