トヨタ 86オーナーが語る!「中古86」の魅力【購入~インプレッション編】(1/5)
- 筆者: 永田 恵一
マツダ デミオディーゼルのMT車を新車で購入し1年間所有した筆者が後継車として選んだマイカー、「中古のトヨタ 86」についての魅力を購入記という形で綴る第二弾。
購入に至るまでの経緯については、以下のリンクをどうぞ。
予算は200万円、「新車コンパクトスポーツ」ではなく「中古86」を選ぶ!
当記事ではいよいよ具体的な購入編に移りますが、その前に自動車ライターという情報を発信する立場の筆者ですので、中古86をマイカーにした2つの「コンセプト」について掲げたいと思います。
1つ目は、「86セカンドステージ」(ドラマのようにシーズン2でも構いません)。
86は2016年にもビッグマイナーチェンジが噂されていますので、それに伴う買い替えによりさらに中古車が増え、より一層中古車が買いやすくなるはずです。そんな86で「走ったりクルマを弄ったり、時にはサーキットなどで格好良くカウンターステアも当てながら楽しく遊びましょう」という提案です。
2つ目は、「中古86と新車コンパクトスポーツでは、どちらを選びますか?」
中古86の価格帯に関しては様々な考え方があるとは思いますが、私としては「理想的には“200万円”」と考えており、200万円近辺で買える新車のスポーツモデルというと「スズキ スイフトスポーツ」「トヨタ ヴィッツRS G’s」「ホンダ フィットRS」、改造費まで含めると「マツダ デミオ 15MB」あたりと同程度の購入費用であると言えます。
それならば、優劣を付けようという気はまったくありませんが「実用性や燃費、新車が買えるコンパクトカーのスポーツモデルもいいけど、同じような予算で中古にはなるけどパワーで後輪をコントロール(要するにドリフトのこと)する楽しさもあって、2ドアという誇張表現をすれば特別な雰囲気を味わえる中古86という選択肢もありますよ」という提案です。
中古86購入を決意した7月中盤からタマを探し始めましたが、当初の予算はデミオを売ったお金に私が加えられる範囲の「200万円」です。予算に合致しそうな86を探すために86のグレード体系&装備内容、86が今までに受けた改良を振り返ると、
(※下記は基本的に現在のMT車の価格)
・RC(ベースグレード)12年の登場当時 199万円
前後黒バンパーに鉄ホイール、エアコンやダッシュボードのパネルすら無いですが、価格も200万円以下ということで発売当初は話題になったグレードです。一般向けでは無く、あくまで競技車両やカスタマイズのためのベース車と考えるべきでしょう。現在はもう販売されていません。
・G(標準グレード)248万8,909円
・GT(上級グレード)290万5,200円
Gに対し、GTへ加わる装備は、
オートエアコン、本革巻きステアリング(★)、本革巻きシフトノブ(★)、アルミペダル、デジタルメーター付きスピードメーター、カードキー&プッシュスタートボタン、クルーズコントロール、HIDライト(★)、17インチアルミホイール、トルセンLSD(★)(Gに対し約10%ローギヤードなファイナルギアも含む)など。
★はGにもメーカーオプションで装着可能な装備
・GTリミテッド(最上級グレード)309万763円
GTに対し、GTリミテッドへ加わる装備は、
シートヒーター、本革&アルカンターラのシート表皮、スポーツブレーキパッド、フロアアンダーカバー、リアスポイラー
その他、ナンバー付ワンメイクレースベースの「86Racing」、2015年に加わったフロントマスクが異なる「スタイルCb」、限定車の「イエローリミテッド」、最近追加された「GRMN」があります。
アプライドモデル
今までに受けた改良は、スバルが生産している車両ということで“A型”のように表現されるアプライドモデルで記載すると
・A型(初期モデル)
・B型
86では正式な発表はありませんが、BRZは2013年8月に主に装備内容の見直しという内容での一部改良を受けており、その時期の車が当てはまると思われます。
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