室内探検隊! vol.2 スズキ ワゴンR 「シート&ラゲッジ編」(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
前回の「収納編」に引き続き、今回は「ワゴンR/シート&ラゲッジ編」です。軽自動車の王者とも言えるワゴンRですが、居住スペースも王者を名乗れるのか!?
メジャーを使って室内を探検してみました。
1列目(助手席)
まずはシートスライドを最前位置にしてみた。
このクルマも“グングン”とシートが前まで動きますね。インパネからシート先端までは、10cmも空いておらず、当然、足は入らないって感じですね。
どうしてメーカーは前席を、こんなに前までスライドできるようにしているのか、疑問に思い考えてみたのだけど・・・。
おそらく、まだひとりで座らせておくことができない子供がいた場合、お母さんと子供が後席に座るってことになるわけで。そうなると助手席は、邪魔以外の何ものでもなく、なるべく前方に追いやれるように考えてある、という感じですかね。
一方、今度はシートスライドを最後位置にセット。インパネとシートの先端は30cm弱の余裕が、シートバック位置までだと70cm以上のスペースがあり、ラクラク足を組んで座れる状態になった。
ちなみに運転席側には、グレードによってはシートバック部分にアームレストも装備され、高速道路などでは左腕を休めることもできそうですね。頭上空間は、身長165cmの人が乗車して、頭ひとつ分くらいのスペースが。
フロントガラス上端も顔にあまり近づかないので、広々した感じを受けました。
2列目
ワゴンRの2列目は、状況に応じてシートを前後にスライドさせる機能を持っています。もちろん、軽自動車の限られた全長の中なので、一番後ろの位置にしてしまうと、荷物があまり積めなくなってしまうのだけど・・・。
固定タイプより多様な使い方ができることは確かですね。さらに後席は、かなりの角度までリクライニングできるので、好みに合わせてラクチンな姿勢で座れますよ。
2列目は1列目よりもヒップポイントが高くなっているので、見晴らしはグッド。その頭上空間も、クルマの全高自体が後ろに向かって高くなっていくので、前席と同じく頭ひとつ分くらいのスペースがあります。閉塞感はまったくなく、居心地良好!でした。
2列目を最後位置にセット
1列目を最前位置にすると足下スペースには、50cm以上の広々空間が捻出できます。
運転席の後ろ側の席にチャイルドシートを固定、助手席の後ろにお母さん、という状況では、床がフラットで大きめのバッグも置けるし、斜め座りをして子供の世話も十分できる広さで、お母さんも満足、満足。
次は1列目を最後位置に。足下スペースは35cm!
これ、身長170cmクラスの男性が前後合わせて4人、十分座れるってことですね。シートも結構しっかりしているので、そこそこのロングドライブでもこなしてしまえそうです。
問題といえば・・・大のオトナが4人乗った場合、ターボがついていないと、ちょっとエンジンが悲鳴を上げるかな(汗)
総括
今回のトピックは、前席を最後位置、後席も最後位置にしたとき、大人4人が相当ゆったりと座れる空間が作られている、ということですね。
もちろん、対抗馬のダイハツ ムーブだって負けてはいないと思いますが、今や軽のカタチの基本を作った同車の存在は「まだまだキラリと光っている」という率直な感想でした。
そうそう、後席スライド機能、1~1.5Lクラスのコンパクトカーにも、どんどん取り入れてくれればいいのに・・・。
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