現オーナーに乗り換えを決意させた、スバル 新型 ”BRZ GT”の特別な乗り味[公道試乗レポート](2/3)

現オーナーに乗り換えを決意させた、スバル 新型 ”BRZ GT”の特別な乗り味[公道試乗レポート]
スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ 画像ギャラリーはこちら

走り出しの第一印象は、必ずしも良好ではなかったが・・・

スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ

で、実際に公道を走らせてみてどうだったのか!?

>>スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード) フォトギャラリー

自分が買ったクルマだけに、大きな期待とともに走り出す・・・あれ? ちょっと乗り心地が硬いかも? と率直に感じた。やはり卸されたばかりの新車で、アタリもついていないからか?

そう思いつつ走り続ける。試乗会場は富士山の麓、富士吉田市周辺で、試乗コースは古くヒビ割れの多い路面も多い。先に記した通り、少し硬めのアシであるからか、路面のひび割れ等を拾って振動が出やすい。ビリビリとした振動が入ってくる。

うむむむ・・・これは。

荒れた路面で感じられる振動こそSより大きいものの、収束は速く無駄な動きはない

スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ

当然、評価は高くはない。が、しかし。硬めであって振動がするのだが、振動自体の収束は早いのだ。しかも速度が高まるほどにフラットな乗り味になっていき、なるほど先日富士で感じた印象との辻褄があっていく。

以前の試乗でも“しっかり感”が強いと記しており、段差等の乗り越えでもSより多少突き上げが強く感じる・・・とも記している。なるほど富士スピードウェイの構内路は路面が良かったため、そこまでの差として感じられなかったのだろう。

試しに同時に用意された新型BRZ Sに乗って同じ道を走ってみる・・・と、皆さんの想像の通り、Sの方がマイルドで振動も少ない! デイリーユースにはこちらの方が良い! と思ったのだが、それだけに終わらないところに、さすが自動車メーカーの味付けの差やグレードの差に唸らされることになる。

スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ

確かにSの方が日常域で快適だが、実はGTよりも振動を吸収はしているものの、クルマ全体に振動とは周波数の異なる、ゆっくりとした揺れのようなものが生まれていることに気がついた。そしてこれは当然、GTからは感じられない現象でもある。

・・・なるほど、Sは初期の当たりこそ滑らかに感じるものの、受け止めた衝撃の収束自体はGTよりも遅くなり、揺動がわずかに残っている状態なのである。

だから逆にGTは衝撃は強めに入るが、収束が速く揺動がない、ということだ。

速度が上がるほどに高まってくるBRZ GTの ”気持ち良さ”

スバル 新型 BRZ ”GT”(2016年マイチェン時追加グレード/SACHSダンパー・brembo製ブレーキ装着モデル) 公道試乗レポート/河口まなぶ

しかし自分が買ったのはBRZ GTだ。さらにもう一度試乗。もう少し様々なシーンで走らせてみる。

すると確かに硬めで振動は強めだが、これは低速域の話。比較的高い速度になってくると、そのしっかり感が頼もしい上に、乗り味もフラットなので気持ち良さは逆転する。その意味ではGTはそのキャラクターの通り、走りを優先する人向けの設定ということ。

事実、サーキット等での試乗ではGTの限界性能の高さをして高く評価する人も多いし、走行領域が高いほどにGTの方が応えてくれるだけのキャパシティがある。だから多くの場合、GTの方が高評価されるのも分かる。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

河口 まなぶ
筆者河口 まなぶ

1970年生まれ。大学卒業後、出版社のアルバイトをしたのちフリーランスの自動ライターとなる。1997年に日本自動車ジャーナリスト協会会員となり、自動車専門誌への寄稿が増え、プレイステーション「グランツーリスモ」の解説も担当。現在、自動車雑誌を中心に一般誌やwebで自動車ジャーナリストとして活躍。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

スバル BRZの最新自動車ニュース/記事

スバルのカタログ情報 スバル BRZのカタログ情報 スバルの中古車検索 スバル BRZの中古車検索 スバルの記事一覧 スバル BRZの記事一覧 スバルのニュース一覧 スバル BRZのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる