2シーターを選ぶならどっち? 『新型フェアレディZ』と『ロードスターRF』を比較してみた
- 筆者: MOTA編集部
日産から新型フェアレディZのプロトタイプ(Z35)が発表されました。10数年ぶりにフルモデルチェンジで注目を集めていますが、デビューした際のライバルとなる国産車はなんでしょうか? 今回は少し性格が異なるのは承知の上で、フェアレディZと同じ2シーターのスポーツカー『マツダ ロードスターRF』と比べてみましょう。
>>カッコいいのはどっちだ!? 新型フェアレディとロードスターRFを見比べてみた![フォトギャラリー]
魅力的なスポーツカーである2台ですが、内外装、パワートレイン、装備にはどのような違いがあるのでしょうか。
スポーツカー好きに愛され続けてきた伝統を持つ2台
新型で7代目となる日産 フェアレディZは、50年以上の歴史を持つ日産を代表するスポーツカー。対するロードスターも昨年登場から30周年を迎えており、現在は4世代目(ND型)を販売中。どちらも老若男女問わず多くのユーザーに愛されている紛れもない名車です。
外装・ボディサイズを比較
フェアレディZとロードスターの共通点は、初代モデルから一貫してスポーツカーを象徴するフォルム『ロングノーズ・ショートデッキ』のスタイリングであることでしょう。 どちらも歴代モデルは美しいシルエットを持ち、どの角度から見ても格好の良いプロポーションです。
新型フェアレディZ プロトタイプのボディサイズは全長4382mm×全幅1850mm×全高1310mm。対してロードスターRFは全長3915mm×全幅1735mm×全高1245mmとコンパクトで、ホイールベースは2310mmと取り回しも良いクルマです。
内装・先進安全装備を比較
ロードスターRFの特徴は、クーペボディながら、流れるように開閉する電動ハードトップを備えることで、オープンの解放感も味わうことができることです。
メーターパネル中央には大型タコメーターを配置され、2代目(NB型)からの伝統である高回転域が真上となる垂直指針となっています。
ロードスターRFではタコメーター左に視認性の高い4.6インチTFTカラー液晶ディスプレイを配置。このディスプレイではルーフの開閉状態がアニメーションで表示されるため、後方を見ずに状況を確認が可能です。
すべてのグレードで先進安全技術を標準装備し「サポカーS・ワイド」に該当。ペダルの踏み間違いによる誤発進を抑制したり、先行する車両や前方の歩行者を検知して、ブレーキを自動制御したり、死角からの他車両の接近を通知、車線変更時の後方確認を支援するなど様々な先進安全技術を搭載しています。
新型フェアレディZ プロトタイプのインテリアは、ダッシュボード中央に設置された3連メーターなど、こちらも過去モデルからの意匠を受け継がれています。
昨今採用が当たり前になりつつある電動パーキングブレーキを採用せず、ロードスターRFと同様にレバータイプ。またフル液晶メーターや衝突被害軽減ブレーキにACC(アダプティブクルーズコントロール)と新時代の要素が加わってる点がロードスターRFとの違いになってくるでしょう。
パワートレイン・価格を比較
新型フェアレディZのスペックは未発表ですが、6速MTを組み合わせたV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、Zに見合うスペックと扱いやすさを目指して開発しているとアナウンスされています。
ロードスターRFは2リッター水冷直列4気筒エンジンを搭載し、ミッションは6速ATと6速MTをから選択可能。日常での扱いやすさと、ゆったりとしたグランドツーリングを楽しめる余裕を備えながら、アクセルペダルを踏みこんで高回転まで回すと気持ちの良い加速感によってスポーツドライブも楽しめるような味付けとなっています。
ロードスターRFの価格は約344万円から。
参考までに現行フェアレディZの約398万円からと、ロードスターRFと比べて50万円以上の価格差があります。ただし排気量の差ほどは違わない、という捉えることも出来るかもしれません。スペック同様に新型フェアレディZの価格も公開されていませんが、こちらの価格差も両車を選ぶ上で重要となってきますよね。
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