ガソリン給油時 “満タンにする” 8割以上 その理由とは【みんなの声】
- 筆者: MOTA編集部
ガソリンスタンドでの給油、みなさんは満タンにしますか?
ガソリンスタンドでの給油の際、燃料を“満タンにする派”と”満タンにしない派”がいますよね。皆さんはどちらでしょうか。満タン派/満タンにしない派でそれぞれ様々な理由があるはずです。他の人はなぜ満タンにするのか/満タンにしないのか気になりませんか?
そこで今回は「給油の際は満タンにする?満タンにはしない?」という質問で、MOTAのTwitterフォロワーの皆さんにアンケートを実施しました。
Q、給油の際は満タンにする?満タンにはしない?
■満タンにする:84%
■満タンにしない:16%
(投票数:860票)
それでは皆さんの意見を見てみましょう。
皆さんの声
満タン派:27コメント
■燃費アプリで管理しているため、満タンにしている
■満タン法で燃費計算をしている
■燃費が悪いので、半分の段階で満タンにしている
■何度も給油に行くのが面倒、給油所に寄る回数を減らしたい
■震災の教訓から、いつでもガソリンがあるとは限らないため
■ガソリンを入れた後に値上がりすることが多かった
■タンク内のベーパー(気化したガソリン)が溜まる空間を極力少なくして火災発生予防
■いずれまた入れるものだから中途半端に給油する理由がわからない
■燃料タンク防腐のため
■燃料を半分にしたところで燃費が良くなるとは思えない
満タンにしない派:5コメント
■2,30kg違うだけで動力性能が結構違う
■現金払い時のお釣りの関係(細かくしたくない/お釣りがでない)
■どうせ減るものなので満タンにしなくても良い
■満タンにするお金がない
調査を終えて
調査の結果、給油の際に満タンにする人の割合は、回答者の8割以上という結果になりました。皆さんの意見をまとめてみました。
満タン法で燃費計算
皆さんの意見を見ていくと、満タン法で燃費を計算しているという人が多かったです。走った距離(km)を減ったガソリン量(リットル)で割ると1リッターあたりの走行距離を出すことができます。そのため、タンクが満タンになるように給油し、トリップメーターをリセット、また燃料を入れる際に減ったガソリンの量と走行距離を把握し、そこから燃費を確認するというもの。
燃費はクルマの健康診断に最適。燃費が悪くなっていればクルマの調子が悪い証拠です。そのため燃費計算をしている人が多いのでしょう。
震災時の教訓で燃料満タンに
東日本大震災の際にガソリンスタンドに何時間も並んだ記憶がある人は少なくないはずです。復旧するまでの間、クルマに燃料が無いために、通勤ができない、買い物にすら行けないという状況になった経験から、常に燃料を満タンにしておくという人も多いようです。満タンにするだけでなく携行缶にも念の為入れている人もいるようです。
いつまた大きな震災が起こるかわかりません。燃費のことを考えれば、重量物である燃料は極力少ないほうが良いですが、いざという時にガス欠ということにも。もしもに備え、燃料が半分以下になったら満タンするという習慣を作っても良いかもしれません。
燃料満タンで火災発生予防
ガソリンは、気化して空気と混合すると引火しやすい燃料です。気化した燃料がたまっている状態で、もしも事故などがあれば、爆発や引火の危険性が高くなります。このように気化防止という点ではタンクの中で満タンにするほうが安全です。
しかし過度に心配する必要はありません。保安基準もあり、メーカー側でも対策をしているため、事故が起こっても引火しにくいように工夫されています。それでも可能性を少しでも下げるという意味では有効ではないでしょうか。
様々な意見がありましたが、皆さんも自分の生活スタイルにおいて、どのような給油を行うことが最適なのか、一度検討してみても良いかもしれません。
[筆者:MOTA編集部]
【毎週火曜日・土曜日は、クルマにまつわる質問を調査する連載「みんなの声」をお届け! 次回もお楽しみに】
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