世界最速の車とは|最速のスーパースポーツカーから驚愕の“ほぼロケット”なマシンまでを紹介!
『速さ』を求め、自動車は進化してきた
早く目的地に着きたいという欲求から自動車が生まれたように、車は『速さ』を求め進化してきました。近年はほぼ全ての市販車が公道で十分なスピードが出せるまでに進化し、車は『速さ』以外にも快適性やデザイン性、居住性、安全性などさまざまな性能で評価されるようになっています。
しかし、そんな多様性からスポーツカー以外の価値も広がりつつあるとは言え、世界の富豪がフェラーリやランボールギーニなどのスーパーカーを愛するように、未だ『速さ』は自動車社会におけるヒエラルキーといっても過言ではありません。
そこで今回はそんな『速さ』に焦点を当て、世界最速の車を紹介していきます。
世界最速の車は?【最高速度編】
ケーニセグ アゲーラRS
最もスピードが出る車は、スウェーデンの自動車メーカー、ケーニセグのアゲーラRSです。その記録はなんと447km/h。
エンジンは5.0L V8ツインターボで、最大出力1,160ps、最大トルク130.5kgmを発揮します。ただし、わずか25台の限定生産で、かつ記録に挑んだ車体はファクトリーで最大出力1,360ps、最大トルク139.8kgmへとアップグレードされていたようです。
※写真はアゲーラRSの最後のワンオフモデル“グリフォン”。
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ヘネシー ヴェノムF5
フランスの自動車メーカー、ブガッティのシロンも意図的に420km/hまでしか実験していないと言われている中、アゲーラRSの記録を塗り替えそうなのが、アメリカのチューニングメーカーであるヘネシーパフォーマンスのヴェノムF5です。
7.4L V8ツインターボで最大出力1,622psを発揮し、最高時速は483km/hに達する見込みです。実験段階のため公式認定数値ではないものの、最高で435.31km/hまでは記録されているとのこと。
まだ市販はされていませんが、SEMA Show 2017で発表されているので、今年中に発売されるかもしれません。
世界最速の車は?【加速編】
ランボルギーニ :アヴェンタドールLP1600-4 MANSORYカーボナードGT
最も0-100km/h加速が速いのは、イタリアの自動車メーカー、ランボルギーニのアヴェンタドールLP700-4をベースに、ドイツの自動車チューナーであるマンソリーがチューニングした、アヴェンタドールLP1600-4 MANSORYカーボナードGTです。
その0-100km/h加速の記録はなんと2.1秒。6.5L V12エンジンはツインターボ化され、最大出力は1,600psにまで引き上げられました。なお、最高速度は370km/hとのことです。
※写真はベースとなったランボルギーニ アヴェンタドールです。
番外編:世界最速の地上を走る乗り物は?
自動車の定義をどうするのかにもよりますが“タイヤの着いた地上を走る乗り物”とするなら、上記に挙げた車より速い車が存在します。それがスラストSSCです。
F-4ファントムII戦闘機のジェットエンジンを2基搭載し、最高出力が約110,000ps(単位間違っていません!)、最高時速は1,227.985km/hで、初めてマッハ1の音速を超えた車です。
この記録は1997年に樹立されました。現在この記録を更新すべく、ブラッドハウンドSSCという車が準備されています。ブラッドハウンドSSCはユーロファイター・タイフーンという戦闘機に搭載されていたEJ200ジェットエンジンの他、Nammoハイブリッドロケットエンジン、ジャガー FタイプRのエンジンなども積まれており、最高出力134,998psを発揮。最高速は1,609km/hを目指しているとのことです。
※写真はブラッドハウンドSSC。
記録は更新されていく
ここに記載したのは2018年6月現在の情報です。技術の進歩と共に、車はまだまだ速くなっています。実際、市販車はこれ以上速くなっても意味が無いところまできていますが、やはり『速さ』が高性能であるというブランドイメージ構築の一翼を担っている点は否定できません。人類のロマンとしても、この『速さ』の追求は楽しみにしたいですね。
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