トヨタ RAV4 マイチェン版の日本仕様を目撃! 2021年末にも一部改良実施、“アドベンチャー”にハイブリッド新設定へ

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2021年10月13日(水)、2021年中にも一部改良が噂される新型「RAV4」の日本仕様をいち早く目撃した!! 既に欧州で先行発表されているトヨタ 新型RAV4 2022年モデルの国内仕様だと思われる。

デビュー3年目を迎えた人気SUVのトヨタ RAV4だが、新型モデルでは“ADVENTURE(アドベンチャー)”グレードにハイブリッド仕様が追加されるほか、ヘッドライトユニットの形状も変更。ボディカラーに新色を設定するなどの一部改良(マイナーチェンジ)が実施される。先行発表された欧州仕様の画像も交えながら、新型RAV4の動向を徹底予想する!

目次[開く][閉じる]
  1. 現行型では2リッターガソリン仕様のみだった「RAV4アドベンチャー」
  2. ヘッドライト周りのデザインが変更されたRAV4 欧州仕様2022年モデル
  3. デビューから3年が経過! 2021年末にも日本仕様の一部改良(マイナーチェンジ)を実施へ

現行型では2リッターガソリン仕様のみだった「RAV4アドベンチャー」

トヨタが欧州で2021年9月14日(火)に先行発表した新型RAV4 2022年モデルを、ここ日本でも目撃することが出来た! トヨタの試乗イベント会場にひっそりと(?)展示されていたのだ。しかも車両は右ハンドルモデル。会場では車両の詳細について一切公開されなかったものの、どう見ても日本仕様の新型RAV4である。

2019年4月に国内デビューした現行型「トヨタ RAV4」は発売以来好調な売れ行きを示し、これまで大掛かりなマイナーチェンジなどは行われてこなかった。いよいよこの2021年末にも一部改良(マイナーチェンジ)を実施する模様だ。

上の2つの写真を見比べてみて欲しい。欧州で先行発表された新型RAV4 アドベンチャー ハイブリッド(2022年モデル)と、2019年4月フルモデルチェンジ時の現行型RAV4 アドベンチャー ガソリンモデルの画像だ。写真の色味は異なるが、ボディカラーは同じ「アーバンカーキ×アッシュグレーメタリック2トーン(日本仕様での名称)」と思われる。

アウトドア派に大人気! タフさを強調した「Adventure(アドベンチャー)」グレード

“アドベンチャー”は、RAV4シリーズの中でも特にSUVのタフさや悪路走破性を強調した内外装デザインを与えたグレード。日本仕様では2リッターガソリンダイナミックフォースエンジンと高性能なダイナミックトルクベクタリングAWD(4WD)が組み合わされる。主力の2.5リッターハイブリッドシステム+E-Four仕様はなぜかAdventureでは選ぶことが出来なかった。

今回2021年末の一部改良で、ユーザーからも要望が高かった待望の仕様がいよいよ加わる!

ヘッドライト周りのデザインが変更されたRAV4 欧州仕様2022年モデル

新旧モデルのデザインについても見比べてみよう。まずは新型RAV4と現行型RAV4のヘッドライト周りを並べてみた。

現行型のRAV4 アドベンチャーには、3灯式LEDヘッドランプ(LEDクリアランスランプ+LEDデイタイムランニングランプ付)が備わる。フォグランプはハロゲン灯だ。

これに対し新型RAV4 アドベンチャー ハイブリッドは、LEDヘッドランプであることは同じものの、L字状のデイタイムランニングランプの形状が異なることがわかる。写真では点灯はしていないが、ヘッドランプ下のフォグランプもLED化されているようだ。

ちなみに現行型でも、ガソリンモデルとハイブリッドモデルではヘッドライトの形状は異なる(ハイブリッドはBi-Beam LEDヘッドランプ・デイタイムランニングランプ付LEDクリアランスランプ)が、新型RAV4はそれとも違ったデザインなのだ。

ちょっとした違いだが、人でいうと“目元”にも例えられるヘッドライトだけに、新旧の変化ははっきりと感じられる。

新色「グレイッシュブルー」も設定、シアンメタリックはカタログ落ちか

エクステリアでは前出のヘッドライト形状・仕様の変更に加え、新デザインの10スポークアロイホイールを採用するが、ほかに外観デザイン上での大きな変更はなさそうだ。

ただし展示車両のボディカラーは新色だった点に注目したい。すでにコンパクトミニバン「シエンタ」やコンパクトSUV「ヤリスクロス」で先行採用されるグレイッシュブルーとアッシュグレーの2トーンカラーだと思われる。

これに伴い、現行型に設定されていた派手めなブルー(シアンメタリック)がカタログ落ちする模様だ。

デビューから3年が経過! 2021年末にも日本仕様の一部改良(マイナーチェンジ)を実施へ

欧州での先行発表時、RAV4一部改良についても情報が公開されている。インテリア(内装)はデザインなどに大きな変更はないが、新しいLED照明や助手席パワーシート、USB-Cポートの追加といった快適性向上の改良が図られる。日本仕様についても同様の変更が実施される見込み。

現行型のデビューは2019年4月! 日本仕様の詳細発表も楽しみだ!

日本仕様のRAV4は2019年4月に発表され、翌2020年8月に装備内容の小変更が、さらに同年10月に特別仕様車の追加が実施されているが、大きなデザイン変更を伴う一部改良・マイナーチェンジは未実施だ。

現行型RAV4は、来年2022年4月にはデビューから丸3年が経過する。既にトヨタの各販売店では、一部改良を控え2021年9月17日時点でメーカーへの新規のオーダーストップがかかっている模様。現在は在庫車のみの販売となっている。

欧州仕様の追加・変更のタイミングと同時期、2021年末(12月頃か)に日本でも一部改良が実施される。

既に明らかにされているアドベンチャーのハイブリッド追加といった改良点のほかにも、日本独自の変更や仕様追加などが実施されるかは、現段階で詳細は不明。こちらの正式発表も楽しみに待ちたいところだ。

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:茂呂 幸正・TOYOTA]

>>RAV4がマイナーチェンジ! どこが変わった!? 従来モデルと写真で見比べてみる[画像ギャラリー]

<※初出:2021年9月16日(木)/加筆修正:2021年9月19日(日)/画像追加及び加筆修正:2021年10月14日(木)>

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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