ロールス・ロイスのSUVは全てが圧巻！ トップ・オブ ラグジュアリーSUV 「カリナン」がついに日本上陸！ [発表会レポート]
- 筆者： 松田 タクヤ
- カメラマン：松田 タクヤ
2018年6月11日、世界最高のラグジュアリーSUVがついに日本上陸！
2018年5月、空前絶後SUVブームが続く昨今で世界中のカーファンの話題を独占したSUVがある。イギリスの高級自動車メーカーであるロールス・ロイスが発表した同社初のSUV車、「カリナン」のことだ。
究極のラグジュアリー性能と走破性、そして宝石のような輝きを随所から放つ「カリナン」は、イギリス王室が一部を所有していることで知られている、史上最大のダイアモンドの名前がルーツ。
1905年に発見された史上最大のダイアモンド「カリナン」の原石は3106カラットもあったため、大きすぎて誰も買えなかった為にいくつかに切り分けられたという逸話を持つほど。そんなケタ違いのダイアモンドの名前を授かったロールス・ロイスのSUV「カリナン」は、ダイヤモンド同様に全てがケタ違いのSUVに仕上がっている。
発表会の為に来日した、ロールス・ロイス・モーター・カーズのポール・ハリス氏は「カリナンは、これまで最も待ち望まれていたロールス・ロイスです。時を超えた尊いブランドの価値を、新たな世代のお客様にお届けすることを約束します。」とコメントした。
実はバーゲンプライスでは！？ カリナンのお値段は3800万円から
ロールス・ロイス カリナンは、同社独自のアルミ製スペースフレーム構造「アーキテクチャー・オブ・ラグジュアリー」を採用し、強固で静粛性の高いボディを実現。エンジンには新開発の6.75リットル V型12気筒ツインターボエンジンを採用し、圧倒的な動力性能も手に入れた。
571PS（5,000rpm）という最高出力もさることながら、850Nmという大トルクを1,600rpmから発生させるため、いままでのSUV車ではたどり着けなかった場所へも「カリナン」ならば旅立つことができるという。
オンロード、オフロードを問わない魔法の絨毯のような乗り心地、高級ホテルのラウンジのように快適な室内空間、最高の走破性と溢れるようなパワー、さらには最新鋭の予防安全技術を実現したロールス・ロイス初のSUV カリナンは、2019年第一四半期から納車が開始される予定だ。
消費税込み3800万円という価格は言うまでもなく高価であるのは間違いないが、世界最強SUVと言って良い仕上がりぶりを考えたらバーゲンプライスと言いたくなってしまう。
[Text/Photo： 松田 タクヤ（オートックワン編集部）]
| ロールス・ロイス カリナンの主要スペック | |
|---|---|
| 車種名 | カリナン |
パワートレイン | ガソリンエンジン |
JC08モード燃費 | -- |
価格(消費税込) | 3800万円 |
全長 | 5,340mm |
全幅（車幅） | 2,000mm |
全高（車高） | 1,835mm |
車両重量 | 2,660kg（ヨーロッパ仕様） |
乗車定員 | 4/5人 |
ホイールベース | 3,295mm |
エンジン種類 | V型12気筒ツインターボ |
排気量 | 6,750cc |
エンジン最高出力 | 420kW(571PS)/5,000rpm |
エンジン最大トルク | 850N･m/1,600rpm |
最高速度 | 250km/h（リミッター作動） |
燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
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