TOYO TIRES スタッドレスタイヤ「OBSERVE GARIT GIZ(オブザーブ・ガリットギズ)」試乗レポート/飯田裕子(1/3)
- 筆者: 飯田 裕子
- カメラマン:TOYO TIRES・島村栄二・オートックワン編集部
「ススッ」っと走り出した瞬間から違いがわかる♪
氷の上をススッと走り出した瞬間から「違うわーっ♪」とわかるのってやはり嬉しい。当然と言えばそれまでだけど、新スタッドレスタイヤの進化ぶりには感心させられ、頼もしさも増す。
TOYO TIRES(トーヨータイヤ)がウインターシーズンに向け、GARITシリーズ6世代目となる新スタッドレスタイヤ『OBSERVE GARIT GIZ』(オブザーブ・ガリットギズ)を発表した。
お馴染みの商品名『GARIT=ガリット』だけでも、冬の路面を「ガリッと」ひっかいて進んでいってくれそうな頼もしいイメージを抱くのに十分なのでは・・・と思うのだけど、さらに『GIZ=ギズ』と力強く名付けられたその意味は、「G=グリップ」、「I=アイス」、「Z=究極」のことなのだとか。
つまり今回の新スタッドレスタイヤ「OBSERVE GARIT GIZ」は新技術などの採用により、その名の通り「グリップ」「アイス」性能がさらに強化された「究極」の姿、ということになる。
目に見えぬナノレベルまで見直された新コンパウンド、3つの特長
新スタッドレスタイヤ「OBSERVE GARIT GIZ」の主な特長は、新コンパウンド(タイヤを構成している成分)とパターン、そしてそれらを形成するボディ(構造)にある。
新コンパウンドの特長は3つ。しかも目に見えないナノレベルでの進化が練り込まれているのだ。
まずは、より吸水性の高い「NEO吸水カーボニックセル」の新たな採用。コレは水を吸収するスペースが、1つ当たりこれまでの20倍ものサイズに拡大され、吸水効果がアップしている。ちなみに1スペースというのはnm(ナノメートル)レベルの話であることを一応付け足しておきたい。
それに路面との密着効果を持つ「ナノゲル」と、路面をガリッと引っ掻く効果のある「鬼クルミの殻」の3つだ。
この3つの特長によって、吸水効果を上げることで路面とタイヤの間にできる水膜の除去効果を上げ、路面との密着性も向上する。氷路では、鬼クルミが路面を引っ掻く仕事をガリガリと支えている。
加えて、NEO吸水カーボニックセルとクルミの殻は天然由来である。まるで化粧品の説明書を読んで「お肌に優しいのね」と頷くような、心優しい安心感を抱く。
[トレッドパターンもさらに進化・・・次ページへ続く]
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