ポルシェ 911タルガ 海外試乗レポート(2/4)
公開日:
最終更新日:
- 筆者: 河村 康彦
- カメラマン:ポルシェ・ジャパン
日本導入モデルはPDKで統一
今回も4WDシステムとワイドボディを標準採用するタルガ4シリーズに盛り込まれた「自動車としてのハードウェア部分」に関するマイナーチェンジのメニューは、すでにデビュー済みのカレラ4シリーズに準じたもの。
すなわち、エンジンは全ての部分に完全新設計が施された直噴ヘッド付きの水平対向6気筒ユニットを搭載し、組み合わされる2ペダル式のトランスミッションはトルコンATの“ティプトロニック”から、そもそもはポルシェが“老舗”であるDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)“PDK”へと換装。前輪へのトルク配分を司る機構も、従来型のビスカスカップリングから電子制御式多板クラッチの“PTM”(編集部注:ポルシェ・トラクション・マネジメントシステム)へと変更を行った。
ちなみに、シリーズ中で最もカジュアルな要素が強いというキャラクターも考慮して、日本導入モデルのトランスミッションは3.6L・モデルも、3.8Lモデルも“PDK”のみに統一をされる。
この記事にコメントする