プジョー 308CC 試乗レポート(1/3)
- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
308CCに新型6速ATを搭載
クーペカブリオレが今ほど数多く出回っていなかった時代に、プジョーが世に送り出した206CCはとてもインパクトがあった。
上級モデル307CCも加わり、「CC」というラインアップは、やがてプジョーを象徴するアデンティティのひとつになった。2009年6月より日本に導入されている308CCに興味を持った人も少なくないはず。しかし、いざ購入しようかとなったときに、その気持ちを萎えさせる問題を抱えていた。
いわずもがな、トランスミッションが4速ATであることだ。そう遠くないうちに6速ATが搭載されることも日本導入当初から囁かれていた。
今回、6速ATを得た308CCに乗って、予想を信じて1年待っていた人には「待った甲斐があった!」と、すでに4速ATの308CCを買った人には「残念でした…」といわざるをえない心境になった。
新しい6速ATは、PSAプジョー・シトロエンと、日本のアイシンAWの共同開発によるもので、407シリーズに搭載されている第1世代とは異なる第2世代の6速ATだ。スタート&ストップの多い日本における走行パターンを考慮し開発されているという。しかも、エンジンまで改良されたといううれしいオマケまで付いてきた。
1.6リッターという小さな排気量の直噴ユニットにツインスクロールターボチャージャーを組み合わせた同エンジンは、欧州の排出ガス規制の新基準「ユーロ5」への対応が図られ、これまでの「ユーロ4」対応エンジンと比べると、燃費は実に約17.2%も向上。 さらに最高出力は103kW(140ps)から115kW(156ps)へとパワーアップを遂げている。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。