プジョー 308 試乗レポート(3/4)

  • 筆者: 松下 宏
  • カメラマン:原田淳
プジョー 308 試乗レポート
フロントスタイリング リアスタイリング フロントビュー リアビュー サイドビュー インテリア フロントシート リアシート ラゲッジ ラゲッジ ラゲッジアレンジ 画像ギャラリーはこちら

猫足復活か!?余裕のトルクがしなやかな加速と足回りを披露

メーター
シフトタイヤ&ホイール

搭載エンジンはプジョーがBMWと共同開発した1.6Lの直噴ターボエンジンを搭載。シエロとプレミアム用は最高出力103kW(140ps)/最大トルク240N・m(24.5kg-m)で、GTi用は最高出力128kW(175ps)/最大トルク240N・m(24.5kg-m)のパワー&トルクを発生する。

今回試乗したのはベースグレードのプレミアムで、パワーの数値が低い方の仕様だが、これがなかなか好感の持てるもの。アクセルを軽く踏んだだけでもトルクの太さが感じられ、大排気量エンジンを搭載したクルマに乗っているような余裕が伝わる。わずか1400回転で最大トルクを発生しているのだから、それも当然だろう。

アクセルを踏み込むとターボのパワーが伸びて気持ち良く加速していく。ターボの効き方も段付きのあるようなものではなく、滑らかな加速フィールが得られる。

組み合わされるATは電子制御4速ATで、今どき4速というのはちょっと物足りない印象があるが、今回の308ではそれがあまり気にならなかった。トルクの大きさが、ATの段数など気にさせなくなっているのだ。

さらに好印象を受けたのは足回り。同じプジョーでも207に乗ったときはあまりに硬い足回りにこれがプジョーかと思うほどだったが、今回の308ではこれこそがプジョーという感じの当たりの柔らかな優れた乗り心地を味わわせてくれた。プジョーといえば猫足と言われるしなやかな足回りを特徴とするが、308 は正にプジョー本来の猫味が戻ってきた印象を受けた。

今回は試乗できなかったが、GTiにはパワフルな仕様のターボエンジンが搭載されている。マニュアル車だけの設定なので選ぶユーザーが限定される面はあるが、走りの面で大いに魅了させてくれそうなクルマである。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

プジョー 308の最新自動車ニュース/記事

プジョーのカタログ情報 プジョー 308のカタログ情報 プジョーの中古車検索 プジョー 308の中古車検索 プジョーの記事一覧 プジョー 308の記事一覧 プジョーのニュース一覧 プジョー 308のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる