プジョー 新型 308・308SW 速攻試乗レポート/河口まなぶ(2/3)
- 筆者: 河口 まなぶ
- カメラマン:オートックワン編集部
堂々たるボディに1.2リッター3気筒エンジンの組み合わせ!
新型プジョー 308はゴルフクラスのボディサイズを持っているが、それでも先代の308よりは全長・全高ともにダウンサイジングされた。とはいえ先述した通りの内外装ゆえに、写真で見るよりも遥かに立派なオーラを放っている。
だから搭載エンジンが1.2リッター 3気筒と聞くと若干心配になる。いやもちろんライバルのゴルフも1.2リッター(4気筒)があるが、やはり中心は1.4リッターだけに、1.2リッターのみのラインナップとなるプジョー308は大丈夫か? と思うのが本音。特にワゴンモデルの「308SW」なんて、決して小さいとはいえないボディサイズとなる。そう考えると、ますます心配となったわけだ。
乗れば存分に「フランス」を感じさせてくれる
今回の試乗車はまだナンバーがついていない状態だったので、袖ヶ浦フォレストレースウェイのキレイなサーキット路面でのみで走らせた。つまり現実の世界から比べれば、快適性能に関しては好条件であることを前提としていただきたい。ただし、クルマにかかる入力と負荷は通常の道路では実現できないほどハードな状況も含まれるため、運動性能に関しては限界域まで探ることができた。そうした上での印象は、ひと言で表現するとこうだ。
中身には存分にフランス車が感じられる!
というもの。そう、先に記した内外装とは裏腹に走りはビックリするくらい「フランス車」していたのだった。
[「フレンチ」な走りとは?・・・次ページへ続く]
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