番場琢選手/今井優杏の「あなたの愛車教えてください!」(3/3)
- 筆者: 今井 優杏
- カメラマン:今井優杏
自分らしくやれるようになったのは韓国のレースがきっかけでした
―さて、番場選手といえば、韓国のレース(スーパーレース・チャンピオンシップ)に出場されていることでも有名ですが、実際にむこうに行ってみて、韓国と日本のクルマ社会の違いは感じましたか?
全然違いますよ!まずチューニングショップの数も少ないですし、クルマ文化が違いますよね。運転が好きな人は多いんですけど、いじって楽しむっていう感覚は一般的ではないような印象ですね。
―番場選手自身も国際免許で韓国の公道を運転されますよね?
しますよ!実際走ると日本よりもかなりアグレッシブですよね。アクセルもブレーキもどんどん踏んで、平均車速も高いです。
―それはレースシーンに関しても同様ですか?
スキルと気持ちの温度差は感じますね。韓国ではまだまだレースが日本ほど一般的ではないんですよ。だけどレースへのハートは強いです。やる気もすごく高い。だから僕はその気持ちをドライバーとして引っ張ること、チームとしての総合力を上げることから始めました。意見を言って、課題を残して帰国したりしてます。
―今のチームは2年目でしたっけ?
そうです。去年のポッカ700キロレース(スーパーGT選手権)の直後にチームからオファーを頂きましたから、正確にはもうすぐ丸1年という感じなんですけど。
―すごくミーハーなことを聞きますが、韓国のレースには韓流スターが多数参戦されてますよね?注目度も高いんじゃないですか?
僕の今のチームの相方もそうですよ!「エデンの東」とかに出ている、すごく有名な俳優さんです。
―相方やチームとのコミュニケーションはどうやって?
英語半分、通訳さん半分ですね。
―海を越えたオファーって、すごいですね!
やっぱりいただいたお話は結果を残さないといけないと思いまして、がんばりました。去年は2勝しましたし、おかげで今年も契約継続となりました。これまでずっとセカンドドライバーでしたし、スカラシップを得ていた頃は「乗る」というよりも「教わる」立場でしたから、最近やっとチームを引っ張ること、チームの中での自分の役割みたいなものについて、自分の意見を言ったり自分らしくやれるようになってきました。
その大きなきっかけとなったのが韓国のレースです。海外のレースに参戦することは、やっぱり自分的にも勉強になりますから、面白いですね!
―番場選手は新たなチャレンジとして「ニコニコバンバンカップ」というものをはじめられたそうですね?それはどんなものなんですか?
おっ!?来ましたね!(笑)そうなんです。ニコニコバンバンカップは、簡単に言うと、僕が主催するレンタルカートの耐久レースです。クルマは好きだけどサーキットに行ったことがない、とかレースを知らない、とかいう人たちが気軽に来られて、共感してもらって、僕のファンになってもらいたいっていう願いから始めたんです。
老若男女問わず誰でも手ぶらで来てもらって、家族4人がディズニーランドに行くよりも安く遊んでもらえる、素敵なイベントです。僕も皆さんとなるべく交流を持ちたいですし、積極的に話して行きたいですね。
―それは私でも申し込めますか?
もちろんです。今年はあと3回開催しますから、是非来て下さい!8/17、9/28、11/3です。
詳しくは僕のブログで告知しています。
今井優杏の「取材後記」
今後はドライビングスキルのある人だけが参加できるのではない、一般ドライバー向けのドライビングスクールも行いたい、と語って下さった番場選手。
「みんなの運転がうまくなれば、渋滞も少なくなるし、事故も減ると思うんです。そのテクニックを伝えていきたい」のだそう。それにしても、レーサーらしくないクルマでした(笑)。
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番場琢選手ブログ
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