日産 新型アリアの魅力は音声認識機能やアマゾンプライムミュージックも楽しめるコネクテッド機能にアリ! そして今後期待したい機能とは!?

画像ギャラリーはこちら

2020年7月に世界初公開された日産 新型アリアの予約販売が、ようやく2021年6月4日(金)からスタートした。日産にとって初の高級SUVの電気自動車モデルとあって、航続可能距離や走行性能に注目が集まっている。だが、じつは日本車初のアマゾンアレクサに対応するなど、コネクテッド機能も超充実しているのだ。そこで今回は日産 新型アリアのコネクテッド機能についてご紹介。結論からいえば、ナビや音楽といった機能は便利なのだが、唯一残念な点もあるのだった。果たして一体何ができるのか!?

目次[開く][閉じる]
  1. 日産 アリアの魅力は安心の航続可能距離にアリ
  2. アリアの内装に物理ボタンが極端に少ないのはアマゾンアレクサ対応が理由!?
  3. 充電中にプライムビデオが見たい!? 今後追加して欲しい機能はビデオ配信サービスの対応

日産 アリアの魅力は安心の航続可能距離にアリ

2021年6月4日に発表されたのは日本専用特別限定車のアリア リミテッドなるモデルである。今回は大きく二つのグレードを用意しており、66kWhのバッテリーを搭載する「B6」と90kWhのバッテリー容量を備えた「B9」が存在する。それぞれに2WDモデルとe-4ORCEと名付けられた4WDモデルを用意しており、B6の航続可能距離は2WDモデルが450km、4WDモデルが430km。そしてB9の2WDモデルが610km、そして4WDモデルは580kmを走破できるという(航続距離はすべてWLTCモード)。

電気自動車といえば充電施設の問題から一回の充電でいかに長距離を走行できるか? といった航続可能距離の問題を抱えているユーザーが多い中、これだけの距離を走行できるなら内燃機関モデルからの乗り換えでも十分に安心して使えるスペックなのだった。

>>2021年6月4日発売した日産 新型アリアの内装に注目! アマゾンアレクサに電動で動くアームレストなど欲しい機能てんこ盛り

アリアの内装に物理ボタンが極端に少ないのはアマゾンアレクサ対応が理由!?

アリアの航続距離の話はこの辺にして、早速コネクテッド機能の話をしていこう。

日産 アリアの内容は超ワイドディスプレイ2枚からなっており、物理ボタンはほとんど存在しない。インパネに設置されているのはエアコンやオーディオを操作するための静電式ボタンと、至ってシンプルなデザインとなっている。

アリアの内装に物理ボタンが少ないのはアマゾンアレクサに対応しているのも理由のひとつで、ナビの目的地設定やオーディオに至るまで音声で操作ができるのだった。ちなみにアマゾンアレクサを起動させるためには「ハロー ニッサン」と呼びかける必要がある。

アリア自身に通信機能も! スマホなしで音楽配信サービスが使える

アリアにはCDやDVDスロットが用意されておらず、音楽を楽しむにはスマホをBluetoothやUSB接続して初めて再生される。それに加えてアマゾンプライムミュージックにも対応しているのも嬉しいポイントである。

これを聞くと「すでにクルマでアマゾンプライムミュージックを使っており、今までと変わらないのでは?」と思う方もいるだろうが、じつはアリアはクルマ自体に通信機能が備わっており、スマホ接続をしなくとも音楽再生が可能なのだ。

さらにアリアは出発前に自宅からナビの目的地設定やエアコン操作も可能なうえ、運転中にあらかじめ設定している自宅の照明やエアコンの操作といった逆のアプローチも可能なのだ。

充電中にプライムビデオが見たい!? 今後追加して欲しい機能はビデオ配信サービスの対応

クルマと自宅を本当の意味で“繋ぐ”新感覚のコネクテッド機能を備えているアリアだが、冒頭に述べた通り筆者個人的に残念と感じるポイントがある。それはアマゾンが展開してる動画配信サービス「アマゾンプライムビデオ」に対応していない点にある。

運転中に動画鑑賞は道路交通法で禁止されており、もちろん走行中の動画鑑賞がしたいわけではない。というのもアリアは電気自動車であり、急速充電を使用しても30分以上かかるのため、充電中に車内で動画鑑賞をする機能があればなお良いという話だ。

じつはアメリカで売られているテスラ各モデルはアマゾンプライムビデオやHulu、さらにはネットフリックスなどの動画を充電中に楽しめる機能を搭載しているのだ。そのためせっかくアマゾンアレクサを搭載したのだから、アリアもマイナーチェンジなどのタイミングで機能を追加して欲しいところだ。

あるいは後席用モニターをオプションとして追加し、後席だけでも動画配信サービスを楽しめるようにするなど、方法はいくらでもあるのだった。

日本車として初めてアマゾンアレクサを搭載したのだから、新しい使い方などを是非とも追加して欲しいところ。今後の改良モデルにも早くも期待したい。

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

MOTA編集部 木村 剛大
筆者MOTA編集部 木村 剛大

記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産の最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産の中古車検索 日産の記事一覧 日産のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる