日産 スカイラインクロスオーバー グレード比較(1/5)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:日産自動車株式会社/島村栄二/原田淳
スポーツクーペ風の走行フィールが魅力的
スカイラインクーペとSUVを融合させたモデルとして作られたのが「スカイライン クロスオーバー」。
アメリカのインフィニティチャンネルで販売される「EX37」を、国内向けに仕上げたモデルだ。
基本設計がアメリカ向けであるため、ボディや排気量はやや大きめだ。ボディはムラーノよりはやや小さいものの、全幅が1,800mmに達しているほか、搭載エンジンもV型6気筒の3.7Lのみの設定で、フェアレディZと同じではあるが日本で使うにはやや大きい。
ただ、走りの良さはスカイラインと基本プラットホームを共用するだけのこともあり、並みのSUVとは異なるスポーツクーペ風の走行フィールを実現している。
VQ37VHRエンジンの豪快な吹け上がりと、それに伴う加速も魅力の要素となる。搭載エンジンと電子制御7速ATのトランスミッションは全車に共通で、駆動方式は「FR」と「AWD」の2種類が用意される。
駆動方式ごとに2グレードが設定されるので、スカイラインクロスオーバーは合計4グレードのバリエーションとなる。
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