日産の自動運転第一弾は2016年央に発売する新型「セレナ」か！？(2/2)
- 筆者： 国沢 光宏
追突事故防止性能だって素晴らしい
渋滞であっても同じ。渋滞の最後尾に追いつくや、自動的に減速し、追随していく。もちろん停止も自動で行うばかりか、走り出せば自動的に自車も走り出す。
現在販売している先行車追随クルーズコントロールは、停止まで行うが、再スタート出来ない（一部輸入車は停止後3秒まで再スタートする）。
そしてハンドルも自動制御してくれる。すでに時間制限付きでハンドル操作（レーンキープ）をしてくれる車種はあるが、15秒ハンドルから手を離すと解除されてしまう。ベンツやVWなど一部の輸入車は極低速に限り時間制限無しでハンドル操作をしてくれるけれど、せいぜい10km/h台まで。
日産の半自動運転車はクルーズコントロールがセット出来る車速まで（日産だとメーター読みで110km/h程度）、ハンドルの操作を連続して行ってくれる。
手はいつでもハンドルを握れるよう、ヒザの上に置いておくことが推奨される模様。いずれにしろアクセルもブレーキもハンドルも操作しなくてOKというわけ。
この最先端技術、万一居眠りしても大事に至らないだけでなく、追突事故防止性能だって素晴らしいと考える。
「ワザと居眠りする人が出てくる」みたいな心配をする人もいるだろうけれど、そこまで機械を信用することなど出来ない。
先行車追随クルーズコントロールを使ったことのある人なら解って頂けると思うが「いつ判断ミスをするか？」と緊張します。
実際に乗れる時が来たら、また詳細をレポートします。
[Text：国沢光宏]
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1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない（本人談）Ｗｅｂサイトを運営中。記事一覧を見る
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