日産 プリメーラ 試乗レポート
- 筆者: 鈴木 泰典
- カメラマン:原田淳
6速ミッション搭載で走りキビキビ。
斬新なデザインで衝撃デビューしたP12型プリメーラ。あれから約半年の月日が流れたが、ここにきてかねてから噂のスポーツモデル20V(セダン)、W20V(ワゴン)が追加となった。
2リッター可変バルタイのNEO VVLエンジンを改良した心臓部は、従来のものに比べて14psアップの204psとなっている。そしてそれに合わせて、サスペンションも専用セッティングに。また、ミッションは6速マニュアルのみとその硬派ぶりをアピールしている。
今回試乗したのはワゴンのW20V。低中速では若干ゴツゴツするものの、いたってマイルドな乗り心地。「意のままの気持ちの良い走り」を目指したというが、ちょっと肩透かしをくらった感じだった。しかし、回転数が上がるにつれ、その性格は豹変してくる。7800rpmから始まるレッドゾーンまで踏み込んでいくと、カムが切り替わり、官能的なエンジン音が身を包み込む。それに呼応するようなキビキビとしたハンドリングもスポーツ心をそそってくれる。まさに「意のままに操りたく」なってしまう。適度に固めのシフトフィーリングもいい。初代P10のオーナーを失望させた現行のハンドリング性能は、この追加モデルのよって明らかに払拭されたといっていいだろう。
ライバルは、レガシィやアルテッツアジータといったところだろうか。
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