キックス AUTECHを手掛けたデザイナーに聞く/オーテックジャパン デザイナーインタビュー【PR】(2/3)
今までで一番難しかったキックス AUTECH
——ここまでブランドコンセプトがしっかりしていると、どんな車種でもAUTECHらしいデザインができるような気がしてしまいます。実際にキックス AUTECHの開発はいかがでしたか?
若林:正直に言うと、キックスは最も苦労した車種かもしれません。日産は、色々なキャラクターの車種を扱っているので、一概に「AUTECHのモチーフを全部取り入れればOK」という訳にはいかないんです。その中でも、キックスは、SUVらしいタフな印象とAUTECHの『Premium Sporty』をどうバランスさせるか悩みましたね。
結局、キックスの持つSUVらしさをしっかり活かしながら、AUTECHらしい作り込みが感じられるモデルにできたと思います。基準車のようにフロントマスクにガツンと黒があった方がSUVらしいタフネスを表現できると思い、通常はグリルに施すクロームドット加飾をフォグランプまわりに移しました。その結果、AUTECHらしいワイド&ロースタイルも両立できたと思います。
また、ホイールをダークな塗装にすることで、タイヤ全体を大きく見せて、さらに力強い印象を際立てています。
オーナーや乗った人を上質に包み込むインテリア
青山:インテリアも一度見れば違いを感じていただけると思います。特にシートは褒めていただけることが多いですね。一見、基準車と一緒だと思われるかもしれませんが、キックス AUTECHのシートは、実は縫製のレベルを引き上げるために一から型紙を起こしているんです。ここまで手をかけられるのはAUTECHならではですね。
そして、職人がしっかり縫製しているので、もちろんステッチや刺繍は美しいですし、さらにそのステッチに落ちる影まで綺麗に見えるように作っています。型紙を変えているので、座り心地も違うんです。ぜひ実車に触れて体感していただきたいですね。
若林:実はキックス AUTECHのシートって防水なんですよね。でも、それをどこにも謳っていない(笑)。
青山:AUTECHは、それをひけらかすブランドではないと思っています。「防水だからお得です!」という謳い文句でたくさん買ってもらいたい訳ではなくて、AUTECHブランドを気に入って実際に購入してくださったお客様に「あれ、シート汚れにくいな」と、日々満足感を感じてもらえたり、もっとクルマを愛でたくなってもらえたら、それでいいと思っています。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。