本山哲/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」(2/2)

本山哲/今井優杏の「あなたの愛車教えて下さい!」
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以前の愛車は目立ちすぎてファンに追いかけられた!?

―それでは、先代フーガの前に乗られていたクルマを教えて下さい。

GT-R。

―そうだ!そうですよね!本山さんが乗ってるの、見たことあります。

うん、あの時は「毎日がレーシングカー」みたいだったよ(笑)

―“オンもオフもGT-R”ですもんね(笑)。

愛車のフーガを運転する本山哲選手

そうなんだよね、日ごろのアシとして使うには高性能すぎるよ。だけど乗っててしみじみ思ったのは、あの性能であの値段は安い!ってことだった。間違いなくスーパーカーパフォーマンスだからね、普通だったら二千万円とかしてもおかしくないよ、アレ。

―私はGT-Rに乗った時、スポーツカーというよりは“高級車だな”と思ったんですけど。

そうだね、質感も高いし、普通に街で乗れるスポーツカーではあったよね。だけど足は相当硬く締まっていて、やっぱり乗るとピュアスポーツなんだ!って実感出来る。硬いんだけどサスペンションの懐は深くて、なかなか奥の深いクルマでもあるよね。

―でも本山さんがGT-Rに乗ってたら、相当目立ちそう・・・。

いや~、大変だったよ。追いかけられたりもしたし。

―え、それは本山さんだってバレちゃった、ってことですか?

うん。何度かあるよ。信号待ちで並ばれて、後付けられたりしたこと(笑)。だってGT-Rって今見てもすごく目立つクルマじゃない?当時はもっと目立ったからね。しょうがないんだけど困ったこともあったな。

―確かに、あのGT-Rの迫力は、今でも高速道路でヒタヒタと近寄ってきたら相当コワイですもん。

GT-Rって不思議なクルマで、子供からおじいちゃんまで必ず二度見するんだよ!きっと見る人に何かを感じさせるようなクルマなんだろうね。

―では今はフーガで快適にバレることなくドライブされてる、と。

そう、フーガは存在感のあるクルマだけど、街に馴染むデザインでしょ。おかげで今は後を付けられたりはしなくなったよ(笑)。

―さてフーガですが、色々グレードがありますよね?どれがオススメですか?

やっぱり370GTタイプSでしょう。これは最もスポーティなモデルで、レースや走りが好きな人にオススメしたい。こういうインタビューを読んでる読者さんには、一番響くのがタイプSだと思うよ。

―250じゃ非力感がありました?

いや、それはないんだよね。両方もちろん乗ってるけど、足りない感じは全然ない。むしろエンジンが小さくて車重が軽い分、走りのバランスがすごくいい。コーナリングとかは370よりもむしろ軽快でよかった。

―じゃあなぜ370?

見栄って言うかさ、やっぱり高級車だから高いものの方が欲しくなっちゃうでしょ!やっぱ2~3年付き合うクルマなんだから、乗るたびに「ああ、イイクルマだな」って思えるエッセンスは大事だと思うよ。370GTタイプSはスポーティでラグジュアリーで、まさにバッチリ俺好みなんだよね。

―(笑)では今、フーガ以外に気になってるクルマってありますか?

今年の後半に発売されるフーガ・ハイブリッドだね。

―フーガじゃないですか!

フーガ乗りとして当然気になるよ。どんな仕上がりなのか、本当に楽しみだね。

実家がカートサーキットでもある本山選手、さぞかしチューニングがお好きだろうと思っていたら、以外にも「クルマはノーマルで乗りたい派」だそう。

理由は「乗り心地が悪くなるのがイヤだから」。サーキットで張り詰めた神経を優しく癒すフーガを大絶賛されておりました。あのレーシングスピリットを支えているのはラグジュアリーなフーガだったんですね。

本山哲選手HP

http://www.motoyama.net/index.php

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

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