日産 エルグランド 2.5 新型車徹底解説
- 筆者:
タウン用のエルグランドが登場
今まで3.5Lのみの展開だった、日産エルグランド。ユーザーの声を反映して、今回2.5Lが追加設定された。
このエルグランド2.5は、ミニバン2.5Lクラスで唯一、V6エンジンとなるVQ25DEを搭載。開発者がV6だけは譲れなかったというだけに、エンジンやトランスミッションの特性を、2.5Lとマッチするようチューニング。結果、クラストップレベルの動力性能による余裕の走りと、軽快で滑らかなエンジンフィールと、静粛性、さらに優れた燃費性能を実現している。
また、オプション設定して、DVDオーディオ&ビデオ再生が可能な、5.1chサラウンドカーシアターシステムを用意。こちらの装備は、3.5Lも含めたエルグランド全車が対象となっている。ちなみに、この装備はオプション設定であっても、2.5Lレベルでは他メーカーにはない装備である。
また今回、2.5Lだけの装備として、セカンドシートに6:4分割式ベンチシートを設定。各シートを回転させることで、対座してのドライブも可能。フロントセンターコンソールを組み合わせたセカンドシートパッケージとして、オプション設定となっている。
なお、オーテックのアンシャンテシリーズやライダー、ライダーSにも、V6 2.5Lエンジン搭載車が設定された。「3.5Lはちょっと大きい」というリクエストを受けて、追加された2.5L。たしかに街中での走りにおいては2.5Lで充分、ストレスは全く感じられないクルマとなっている。
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