日産 エルグランド「スマートルームミラー」装着車 新型車解説(1/2)
- 筆者: オートックワン 編集部
「キング・オブ・ミニバン」を奪還すべく様々な使い勝手を向上
日産の初代エルグランドが確立したプレステージミニバン市場。そのパイオニアであるエルグランドは、登場と共に大ヒットを記録。「キング・オブ・ミニバン」の称号を獲得した。しかし、ライバルの猛追を受けて追われる立場から追う立場へと変わり、現在はその座をトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」に明け渡している。
2014年1月、エルグランドは「キング・オブ・ミニバン」の称号を奪還するため、エクステリアの圧倒的な存在感と使い勝向上を目指しビッグマイナーチェンジで実力に磨きをかけた。そして今回さらなる使い勝手の向上のため、ドライバーに常にクリアな後方視界を提供する「スマートルームミラー」をディーラーオプション(6万円 取付工賃・消費税込)として設定。そこで、改めてエルグランドに試乗し、向上した存在感やユーティリティはキングにふさわしいかどうかを検証する。
ビッグマイナーチェンジのポイントは3つ
試乗車はビッグマイナーチェンジの際に設定された「250ハイウェイスタープレミアム(399万6,000円)」。ボディカラーのインペリアルアンバーは新色で、存在感の増したエルグランドを表現するにはうってつけのカラーだ。また、エルグランドは擦り傷や引っかきキズを時間とともに修復するスクラッチシールドを全色に採用し、万が一の場合に備えての気配りもうかがえる。
まずビッグマイナーチェンジをおさらいしておきたい。「キング・オブ・ミニバン」奪還を目指して、高級感漂う存在感のあるエクステリア、広さと質感にこだわったキャビンスペース、そして大幅に改善されたラゲッジスペースという3点がエルグランドのビッグマイナーチェンジポイントだ。
切削処理を施した専用の18インチホイールが目を引くエクステリアは「250XG」を除いて、ヘッドランプ、フロントグリル、そしてフロントバンパーのデザインを一新。特にクラス最大級に大型化したフロントグリルは全周をクロームメッキで囲むことで、高級感だけでなく、押し出し感も増している。ヘッドランプはLEDヘッドライトとシグネチャーLEDポジションランプを配し、フロントグリルに負けないよう、「目ヂカラ」の強化と視認性の向上を両立させている。また、インテリジェントキーで施錠、解錠すると、シグネチャーLEDポジションランプが点灯する演出も心憎い。
愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!
-
一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?
これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。
-
一括査定は本当に高く売れるの?
これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は最短3時間後、最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。