日産、新型「フェアレディZ」のマイナーチェンジ版 2013年モデルをシカゴオートショーで発表
フロントバンパーなどのデザインが変更
日産は2月7日(現地時間)、マイナーチェンジを施した2013年モデルの新型「NISSAN 370Z(日本名「日産 フェアレディZ」)」を北米・2012シカゴオートショーで発表した。米国では2013年より発売の予定。クーペモデルのほかコンバーチブル、バージョンNISMO(現地ではNISMO 370Z)も同時にマイナーチェンジされる。
今回のマイナーチェンジでは、フロントバンパーのデザインを変更し、縦型のLEDデイタイムランニングライトを追加したほか、新デザインのアルミホイールの採用や、リアバンパーのリフレクターを赤に変更するなど、エクステリアデザインのリフレッシュがされた。またボディカラーも「マグマレッド」「ミッドナイトブルー」の新色を採用している。
なお「スポーツパッケージ」装着車には、プレミアムダークガンメタリック仕上げの19インチアルミ、ユーロチューンのショックアブソーバーや、レッド仕上げとしたブレーキキャリパーなどが備えられる。
室内では、燃料メーター周りがダーク仕上げとなるなど質感が高められた。
またNISMO 370Zでは、新たに2スピーカーと2サブウーファーを搭載したBOSE製「プレミアムオーディオパッケージ」を追加。GT-Rスタイルの高剛性ブレーキホースや高性能なブレーキフルードを採用。コンピュータやマフラー・吸排気系をチューニングし350馬力にパワーアップされたV6 3.7リッター DOHCエンジンを搭載する。
このほか北米向け370Zの詳しい仕様等については、北米での発売が近くなる2012年6月頃にさらに詳細が明らかにされるという。
FRスポーツの新星「トヨタ 86(ハチロク)」や「スバル BRZ」が話題を呼ぶ中、本家ジャパニーズFRスポーツカー「フェアレディZ」の日本でのマイナーチェンジ実施時期や仕様について、まだ発表はない。もちろんその詳細情報は入り次第、追ってご案内するから、こちらもぜひ楽しみにして欲しい!
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