スバル、新世代ボクサーエンジンを搭載したフォレスターを発売
富士重工業は、スバル フォレスターの2.0リッター/NA車に新世代ボクサーエンジンを採用するなど改良を施すとともに「S-EDITION」を追加設定し、本日より発売すると発表した。
今回の改良は、フォレスターの基本コンセプトである「Best Balance for Active Life」はそのままに、環境、走り、空間の3つの要素を高めることで、SUVとしてのベストバランスを追求し商品力を強化している。
2.0リッター/NA車への新世代ボクサーエンジンの採用による環境性能の向上をはじめ、シャシー性能の進化による操縦安定性や乗り心地の向上、エクステリア・インテリアの質感向上などを施している。
新たに設定する「S-EDITION」は、専用の2.5リッター水平対向4気筒ターボエンジン、マニュアルモード付E-5ATを採用したほか、専用の足回りをはじめスポーティな仕様装備を施すなど、フォレスターの持つ走りの愉しさをさらに高めたモデルだ。
なお、新世代ボクサーエンジンの搭載により、2.0リッター/NA全車がエコカー減税(環境対応車普及促進税制)に適合している。
フォレスターの主な改良ポイント
・2.0リッター/NA車に、新世代ボクサーエンジンを採用。基本性能の高効率化を徹底的に追求した設計とし、15.0km/L※に向上した燃費性能と全域でのスムーズな加速性能を実現。
※10・15モード燃費、車両重量が1,520kgの場合13.6km/L
・外周部の強調や突起形状により縦方向の連続性を感じさせることで、力強さと質感を表現した 新デザインのフロントグリルを採用。
・インストルメントパネル上部にソフトフィール塗装を施し質感を高める。
・リヤダンパーの減衰力の応答性を向上させるとともに、前後サスペンションの特性を最適化し、より 確かな操縦安定性とフラットな乗り心地を実現。
フォレスター S-EDITIONの概要
インプレッサ WRX STI A-Line 譲りの専用2.5リッターターボエンジンとマニュアルモード付E-5ATを 採用し、高い動力性能と日常での使いやすさを両立。
足回りは「S-EDITION」専用のチュー ニングを施し、ハイパフォーマンスSUVに相応しい優れた走行性能を実現するとともに、専用のフロント グリルやブルー基調の内装などを装備しスポーティ感を高めている。
フォレスター S-EDITIONの特徴/パワーユニット
・専用の2.5リッターターボエンジンを採用。大容量ターボチャージャーの採用やECU最適化など により、2,800回転から最大トルクを発生するフラットなトルク特性を実現。
・マニュアルモード付E-5ATは、フォレスターの車両特性に合わせての最適化を図り、低中速域から 高速巡航までストレスのない動力性能を実現。
・走行状況に応じて、ドライバーが任意でエンジン特性を3 つのモードから選択できるSI-DRIVE (SUBARU Intelligent Drive)を採用。
・マニュアルモードのシフトダウン時に、スムーズでレスポンスの良い変速を実現するダウンシフト ブリッピングコントロール(回転数同期制御)を搭載。
・VTD-AWD〔不等&可変トルク配分電子制御AWD〕を採用。前後輪トルク配分を走行状況 に応じて連続可変制御し、優れた操縦安定性を実現。
フォレスター S-EDITIONの特徴/シャシー
・足周りは、「S-EDITION」専用のチューニングを施し、前後ダンパーの減衰力の応答性を高めるとも に前後サスペンションの特性を最適化するなど、スポーティな操縦安定性を実現。
フォレスター S-EDITIONの特徴/エクステリア、インテリア
・ダーク調&ブラックメッキのフロントグリルにより、スポーティさを強調。
・ STI製17インチアルミホイールを標準装備。
・「S-EDITION」リヤエンブレムを装備。
・アルカンターラ(ブルー)と本革(ブラック)を組み合わせた専用シート、ブルー色のドアトリムを採用 するなど、スポーティな内装を演出。
・メーターは2眼を強調した「S-EDITION」専用のデザインで、スポーティさと高性能を表現。
・ステアリングから手を離さずシフト操作が可能なパドルシフトを装備。