マツダ、アテンザが世界累計生産200万台を達成
マツダは、「マツダ アテンザ(海外名:Mazda6)」が2010年8月末時点で世界累計生産200万台を達成したことを発表した。これは、2002年2月に同社の防府第2工場(山口県防府市)で初代モデル生産を開始して以来、8年6ヵ月での達成となり、ブランドメッセージである“Zoom-Zoom”の展開を始めた2002年以降に新規導入した商品の中では、「マツダ アクセラ」に次いで2車種目となる。
初代「アテンザ」は、マツダのブランドメッセージである“Zoom-Zoom”を体現する新世代商品群の第1弾として2002年に生産を開始した、スポーティなスタイリングと卓越した走行性能を持つミディアムカー。2002年11月に日本で「2003年次RJCカーオブザイヤー」を受賞するなど、世界で130以上の賞を獲得し、多くのお客様から支持されている。
また、2007年には「“Zoom-Zoom”のさらなる進化」をテーマにフルモデルチェンジを行い、初代モデルの特長を継承・進化させながら、環境・安全性能を大幅に向上させた。2009年2月には、欧州仕様車が安全評価基準「ユーロNCAP」で、最高評価の5つ星を獲得している。
「アテンザ」は現在、マツダの防府第2工場(山口県)に加え、米国ミシガン州のオートアライアンス・インターナショナル(AAI)および中国吉林省長春市の一汽乗用車有限公司(FCC)でも生産されている。2010年1~8月における『アテンザ』の世界生産台数は約164,000台(前年比+約50%)となっている。
マツダの金井誠太 取締役専務執行役員(研究開発・プログラム開発推進担当)は、「『アテンザ』は、マツダのブランドイメージを世界中で構築した主力車種のひとつです。わたし自身、初代『アテンザ』の主査を務めたこともあり、このクルマには強い思い入れがあります。世界中のお客さまからご支持いただいたことにより、世界累計生産200万台を達成できました。お客さま一人ひとりに感謝いたします」と述べた。