「G-scan 3」がOBD検査用スキャンツールとして型式認定されました。「G-SCAN Z」「G-SCAN Z Tab※OBDモデル含む」に続く3機種目の認定です。


一般社団法人日本自動車機械工具協会 型式試験番号取得 検査用スキャンツール(型式試験番号:JASEA-KS-10)

株式会社インターサポート(本社:大阪市中央区、代表:高松晃貴)は2023年9月6日、弊社のスキャンツール「G-scan 3」が一般社団法人 日本自動車機械工具協会(JASEA)より、2024年10月開始予定のOBD検査に必要な検査用スキャンツールとして型式認定された事をお知らせします。
日々、進化を続ける自動車に対応するOBD検査において、今後、認定スキャンツールでの検査が必須条件となります。
G-scan 3は販売終了しました。現在はZシリーズとして販売中です。
・製品サイト
https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-product
・カタログダウンロード
https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-dlpage
・お問い合わせ
https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-contact



「G-scan 3」は令和3年度「AI・IoT等を活用した更なる輸送効率化推進事業補助金」において、補助対象となるため令和6年10月1日までにOBD検査に対応させることを誓約したモデルであり、「G-scan 3」はいち早く対応しました。(9月11日現在)

これからの常識、OBD検査とは


2024年10月開始予定のOBD検査の背景には自動車の進化があります。今では当たり前となる衝突被害軽減ブレーキやレーンキープアシストといった運転支援技術、先進安全技術ですが、一昔前では高級車の装備でした。
それが近年では一般的な自動車にも採用され、より身近なものとなり整備も高度化するに至ったのです。

この検査は自動車に搭載される車載式故障診断装置(OBD)の自己診断機能を利用した新しい検査で、OBD検査の結果、当該装置に不具合があると判定した場合は自動車のコンピュータ(ECU)に故障コード(DTC)が記録されます。

OBD検査では保安基準となるDTCを「特定DTC」としてあらかじめサーバーに蓄積し、自動車からDTCをスキャンツールを通して読み取り特定DTCに適合するかの確認を行います。今後、車検と共に行われるOBD検査には「検査用スキャンツール」を使う事が必須となるのです。


※専用ドライバーはOBD検査のプレテストが開始となり次第、製品サイト(g-scan.jp)にて配信いたします。                                  

対応はお済みですか?


OBD検査の内容として、
1:国産車は2021年10月1日以降、輸入車では2022年10月1日以降の新型車(フルモデルチェンジ車)が対象。
2:検査は「検査用スキャンツール」で実施。
3:「特定DTC照会アプリ」と「専用ドライバー」をインストールしたWindows OS搭載機器が必要。
4:作業中は常時インターネット接続された3との連携が必須。
となり、今後これらに対応する環境整備が不可欠となります。

そうした中、「G-scan 3」と共に「特定DTC照会アプリ」「専用ドライバー」をインストールしたWindows OS 搭載機器とインターネット環境を用意すれば、OBD検査に対応する環境が整います。

▼Zシリーズを使ったOBD検査の流れ(G-scan 3の場合はZの例と同じになります)


運用開始が2024年10月という事で「まだ一年以上ある」と思われる方もいらっしゃると思いますが、その準備は日々着々と進みOBD検査システムの登録は2023年5月より開始、プレ運用は国産・輸入車共に10月、そして2024年10月から国産車のOBD検査が、2025年10月からは輸入車の本格運用がはじまります。

こうして振り返ると「もう一年と少し」という捉え方が正しい状況であり、指定工場や認証工場がこの期間にどこまで環境整備できるかが、今後の円滑な整備業務につながる鍵となります。


 ※出展:自動車技術総合機構OBD検査ポータル
https://www.obd.naltec.go.jp/wp-content/uploads/2023/07/%E6%95%B4%E5%82%99%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E8%80%85%E5%90%91%E3%81%91%E7%A0%94%E4%BF%AE%E8%B3%87%E6%96%99%EF%BC%881.OBD%E6%A4%9C%E6%9F%BB%E3%81%AE%E6%A6%82%E8%A6%81%EF%BC%89.pdf

G-scan 3について



「OBD検査対応スキャンツール G-scan 3」は、現場や整備士が必要とするもの、求めるものに応えます。例えば収録される車両データも国産乗用車、トラック・バス、輸入乗用車あわせて43メーカーに対応しています。

また視認性にも優れる10.1インチのタッチパネルや車種を自動選択できるQRコード読み取り機能、さらにG-scan 3本体で診断ソフトのアップデートができ(インターネット環境は必要になります)、変換カプラにも対応。

さらに最近ニュースで話題となる不正整備に関しても、診断レポート機能により故障や整備に関する説明が行えることで安心も伝えることができ、使いやすさと信頼ある効率的で的確な整備を実現する機能を備えます。

※OBD検査機器として使用するためには検査適合キットと別途Windows OS搭載機器が必要となります。


G-scan 3は販売終了しました。現在はZシリーズとして販売中です。
・カタログダウンロード
https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-dlpage
・お問い合わせ
https://g-scan.jp/z-getobd-newspr-contact

アフターサポートへの考え



インターサポートはスキャンツールがより活用される環境づくりはもちろん、「確実な整備がどれだけ大切か?」「本当の安全・安心とは何か?」を深く考え、業界や自動車社会そのものに目を向け多角的にサポートする「5つのG」を掲げます。これは「G-SCAN」に加えてスキャンツールや整備に関する疑問に対応する「整備サポートセンター=G-SUPPORT」、自社のスキャンツールのプロが座学と実技を通して整備に関するノウハウを実践的に伝える「技術研修会=G-TRAINING」、車両・運行管理をする「コネクテッドカーサービス=G-CONNECT※開発中」、整備工場の採用問題と向き合う「G-WORK※準備中」の5つで、トータルサポートにより健全な整備業界と豊かな自動車社会を実現させます。

会社概要


・名称:株式会社インターサポート
・設立:1992年11月30日
・代表取締役CEO:高松 晃貴
・本社所在地:〒541-0042 大阪市中央区今橋1-6-2 INSビル
・Tel:029-303-8021(代)
企業サイト: https://www.inter-support.co.jp/




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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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