ジェイテクト社員、第6回小石眞純賞を受賞


表面科学における研究功績を評価


株式会社ジェイテクト(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)では、研究開発本部の齊藤利幸が、国内の研究機関などでつくる学術団体・材料技術研究協会主催の第6回小石眞純賞を受賞いたしました。これは材料の表面科学や触媒科学、特に摩擦化学反応生成物とトライボロジーに関する研究開発活動が功績として評価されたものです。

【小石眞純賞について】
材料分野で優れた研究成果を残し、材料技術研究協会の発展に貢献した研究者に贈られる賞です。東京理科大学名誉教授で同協会の名誉会長である小石眞純(こいし・ますみ)氏の名を冠し、学術発展への寄与を目的として同協会が主催しています。

【受賞者】



氏名:齊藤利幸(さいとう・としゆき)
入社年:1988年
所属部署:研究開発本部

【受賞理由】
30年にわたり表面科学とトライボロジーに関する研究に取り組み、ジェイテクト製品を通じた社会貢献と材料技術研究協会での活動成果が評価されました。
トライボロジーとは、潤滑や摩擦、摩耗、焼付き、軸受設計といった「互いに影響を及ぼしあう二つの表面の間におこるすべての現象を対象とする科学と技術」を指します。今回の受賞にいたるまでに、自動車駆動部品などの新奇な材料や表面処理の開発に数多く携わり、材料分野の学術発展に貢献してきました。

【受賞者コメント】
今回は名誉な賞を頂き、誠に光栄に思います。受賞にあたり、材料技術研究協会の小石眞純名誉会長、小浦節子会長、理事の皆様と関係者の皆様に深く感謝致します。また製品化では多くの関係者の皆様に御支援と御協力を頂きましたこと、心から御礼申し上げます。

【手がけた研究および製品】
=関連技術
・摩擦面生成物の電子線マイクロアナライザー(EPMA)およびエックス線回折(XRD)を利用した分析技術
・摩擦摩耗への化学反応の寄与率など表面科学の研究
・表面処理技術の開発(ダイヤモンドライクカーボン、陽極酸化、固体潤滑被膜、溶射被膜など)

=関連製品
・自動車用駆動部品(ITCC(R)):ダイヤモンドライクカーボン(DLC)、潤滑油など
・自動車用ステアリング部品(コラム、インタミシャフト、VGR):固体潤滑被膜、硬質表面処理など
・工作機械用軸受、案内面:溶射被膜、樹脂材料、潤滑油など

【今後に向けて】
ジェイテクトでは材料および表面科学への知見から産業と技術革新の基盤をつくり、社会やお客様にとって高い価値と信頼のある製品を持続的にお届けしていきます。


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