メルセデス・ベンツの最高級電気自動車「新型EQS」発表! 最大の注目は巨大モニターが3つからなる画期的な内装にあり
2021年7月24日にメルセデス・ベンツは最高級電気自動車「新型EQS」のスペックなどの詳細を発表した。フル充電の航続可能距離は最大で780kmを記録するだけでなく、最高級を名乗るのに相応しい仕上がりとなっている。注目すべきは大型メータを備えた内装、そしてその機能にある。一体どんな一台となっているのか?
新型EQSは最高級サルーンのSクラスよりも巨大ボディ
メルセデス・ベンツ 新型EQSは、メルセデスが展開するEVブランド「EQシリーズ」の高級サルーンという位置付けである。メルセデス・ベンツの最高級サルーンといえばSクラスであるが、いわばその電気自動車というイメージであり、新開発のプラットフォームを採用している。
ボディサイズは全長5216mm×全幅1926mm×全高1512mmとなっており、ノーマルボディのSクラスよりも全長が36mm、全幅が6mm、全高が7mm拡大されている。
AMGが手がけるハイパフォーマンスモデルも追加される見込み
まず最初に市販化されるのは最高出力333馬力、最大トルク568Nmを発揮するEQS450+、そして最高出力523馬力、最大トルク855Nmを発揮するEQS580の2種類である。おそらく後にハイパフォーマンスモデルのAMGモデルなどが追加される見込みだ。
そしてフル充電した際の航続可能距離は780kmとなり、内燃機関モデルと遜色ない走行距離を実現する。
モニターだらけの内装に注目! EQSはほとんどの操作をタッチパネルで行う
最大のポイントは大きなモニターが3つ備えられた内装にある。フル液晶メーターはもちろんのこと、中央には六角形のモニターが装備される。
こちらのモニターはナビやオーディオ情報を表示するだけでなく、画面下部にはエアコン操作パネルを表示する仕組みとなっている。そして助手席側にもモニターを備えており、ほかのモニター同様にナビやオーディオなどを映し出せるという。
物理ボタンは可能な限り排除されており、写真から確認できるのはステアリングスイッチやセンターコンソールに設置されている、走行モード切り替えスイッチ程度となっており、そのほかはモニターを通じて操作するシステムとなっている。
充電スピードの改善で使い勝手抜群の仕上がりに
またEQSは、急速充電ステーションで最大200kWで充電可能となっているだけでなく、最大300km(WLTP)の電力がわずか15分で再充電されるのも嬉しいポイントである。
日本では、EQSによる双方向充電、つまり両方向の充電も可能だという。また、場所に応じて自動的に起動できるインテリジェントな充電プログラムのほかに、バッテリー節約充電などの機能がある。
電動化が進む現在、メルセデス・ベンツ 新型EQSは内外装デザインだけでなく、充電スピードの改善など、既存のクルマと遜色なく使える仕上がりとなっている。それだけに日本へのいち早い導入に期待したい。
【筆者:MOTA編集部】
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