ハマー復活のカナメ!GM 独自開発バッテリー「アルティウム」と次世代プラットフォーム発表
2020年3月4日ゼネラルモーターズ(GM)は、電気自動車(EV)の迅速、効率的かつ十分な収益性を確保した売上拡大のための事業戦略を発表した。この戦略は、モジュラー駆動システム、独自開発バッテリー「アルティウム(Ultium)」、グローバルEVプラットフォームで成り立っている。この戦略により、乗用車、商用車、トラックなど幅広い車種に対応することができる。
弱点を克服した新型バッテリー「アルティウム」の特徴
GMの新型バッテリー「アルティウム」は、パウチ型セルをバッテリーパック内で垂直にも水平にも積み重ねることができる方式を採用。これにより、各車両のデザインに応じてバッテリーの蓄電容量やレイアウトを最適化することが可能となった。
自社開発による電気モーターは、前輪駆動(FWD)、後輪駆動(RWD)、全輪駆動(AWD)、パフォーマンスAWDなど幅広い駆動システムに対応。バッテリー容量は50~200kWhで、航続距離はフル充電で最大400マイル(640km)以上、0~60mph加速は3秒以内と推定され非常にパワフル。また、アルティウムバッテリー駆動のEVは、レベル2の直流(DC)急速充電に対応している。
一気にEV化を加速させるGMのこれからに注目
2020年1月、サンフランシスコで一般公開したシェアリングサービス向けの電動式自動運転車「クルーズ・オリジン(Cruise Origin)」は、GMの第3世代EVプラットフォームと「アルティウム」バッテリーを採用した初の量産車として実用が開始されている。
また、今後GMは、2020年からシボレー、キャデラック、GMC、ビュイックの全ブランドで、新型EVを発表するとしており、2021年中に高速道路用ハンズフリー運転支援システム「スーパークルーズ」を10種類のモデルに導入し、2023年までには22モデルに増やす計画だ。
新型ハマー EVの発表は2020年5月!2021年生産開始
2020年5月20日に、アルティウムバッテリー搭載のハマーEV(GMC HUMMER EV)の公開を予定。GM初の電気自動車専用組立工場であるデトロイト・ハムトラミック工場にて、2021年秋に生産が開始される。
シボレー、キャデラックからも続々とEV登場
シボレーブランド新型EVは「ボルトEV」の新バージョンを2020年後半に発表を予定。さらに、2021年夏に「スーパークルーズ」を搭載する「ボルトEUV」が発表される見込みだ。
キャデラックブランドでは、2020年4月にラグジュアリーSUV「キャデラック リリック(Lyriq)」の公開する予定となっている。
最後まで読んで頂いた方には超豪華な旅館宿泊のチャンス!
2019年12月17日からMOTAにてリリースされた「ドライブ/宿」企画。
今回は、MOTA厳選宿公開記念として、1組2名さまに抽選で当たる宿泊券プレゼントキャンペーンを実施します。
応募条件は、以下のページからMOTAのメールマガジンに会員登録し、当キャンペーンに応募するだけ。
この機会に是非ご応募ください! 中には1泊10万円以上の宿も…!?
どんな宿があるかは、ページ上部右端の「ドライブ/宿」ページで見れるので要チェック!
この記事にコメントする