アプリ登録でタクシーが無料に！？
小田急電鉄は、2020年2月17日から約3か月、郊外住宅エリアである新百合ヶ丘駅周辺で、オンデマンド交通「しんゆりシャトル」の実証運行を実施し、配車に関する効率性や需要調査等の検証を行う。
もう手をあげなくても、目的地を伝えなくても移動できる時代へ進化
「しんゆりシャトル」は、対象エリア内にバス停よりも高い密度で配置する５００以上の「乗降地点」の間の移動を提供するオンデマンド交通サービス。いわばタクシーとバスのイイトコ取りだ。
運行エリア内の希望の発着地を配車アプリに入力することで、最寄りの停留所から目的地までの配車をリクエストできる。
日本在住であれば、配車アプリ「シャトル」をダウンロードするだけで、誰でも無料で乗車できる。今回の検証を踏まえ、新しい地域交通手段として有償による事前予約制のオンデマンド交通を検討していく予定だ。
また、今後提供しているＭａａＳアプリ「エモット」と次世代モビリティとの連携や、交通サービス・生活サービスの一体的な提供によって、新たなライフスタイルの提案を目指している。
「しんゆりシャトル」運行概要
■車名
・しんゆりシャトル
■対象地域
・新百合ヶ丘駅周辺 約5km
■実証運行期間
・2020年2月17日～3か月程度
■運行時間帯
・7時～22時
■参加費用
・無料
■乗降地点数
・約500箇所
■使用車両
・トヨタ アルファード
■配車システム
・Ｓｈｏｔｌ（シャトル）
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