2019年輸入車No.1のBMWグループ! 今年も“攻め”の1年に

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ビー・エム・ダブリューは、都内で2020年の日本におけるビジネス展開を発表した。2019年は、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを。さらにRJCカー・オブ・ザ・イヤーインポートをダブル受賞するなど、BMWによって大躍進の年であった。果たして2020年の戦略は?>>高速で手放しOK! BMWの先進安全装備はスゴイ

大成功の2019年! 2020年もナンバーワンを目指す

ビー・エム・ダブリューのクリスチャン・ヴィードマン社長は「グループ全体で、BMWモデル4万6814台、MINIモデル2万3813台と、合わせて7万627台を売り上げ、5年連続でインポーターとして1位の販売実績だ」とにこやかに語った。

加えて、2019年初頭に投入した3シリーズが、インポート・カー・オブ・ザ・イヤーと、RJCカー・オブ・ザ・イヤーインポートを2019年初頭に投入した3シリーズが、ダブル受賞したことにも触れ「日本車メーカーでもダブル受賞の歴史はない。BMWとして誇りに思う」とコメント。

振り返ってみると、2019年は新型車を多数導入したニューモデル攻勢の年であった。BMWブランドで21車種、MINIブランドでは7車種の新型モデルを投入するなど、BMW史上もっとも、熱の入った年であった。そうした状況を受け、「今年も引き続き、ラグジュアリーセグメントの取り組みを強化していく。Mモデルにおいては2019年で前年比47%増という素晴らしい結果を残した。今年もこの勢いをさらに増していく」とのことだ。

社長は日本好き?!

クリスチャン・ヴィードマン社長は昨年着任したばかりだが、かつてグループ会社のBMWファイナンスの日本法人スタッフとして働いていたという。来日当初は、日本の特殊なディーラーのあり方(接客態度やサービスなど)に熱く感銘を受けたという。そこで社長に着任早々に販売店を廻り、スタッフと意見交換などを実施。そこで得た知見を生かして、今後の製品やサービスに生かしていくとも発言した。

日本はまだまだ重要な市場?

2019年に話題になった高速道路でのハンズオフ機能など、先進安全装備も充実させた年であった。この技術をいち早く投入できたのは、日本のサプライヤー各社の尽力によるという。

BMWでは世界各国に研究拠点を持っており、もちろん日本にもリサーチや先進安全装備などの開発を行う拠点が存在する。これまでベンチャー企業や大手サプライヤーを含む、119社の日本企業と協業。新たな雇用や新規事業を立ち上げるなど、日本を支えている企業でもあるのだ。

2020年は日本の文化に根ざしたクルマの開発を行っていくという。日本市場を去る自動車メーカーが多数あるなか、日本市場を重視しているBMWの今後の展開から、ますます目が離せない!

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筆者MOTA編集部

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樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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