賛成約9割! 「あおり運転の罰則化」に関する調査結果が明らかに

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総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を運営する株式会社エアトリは、20代~70代の男女1150名を対象に「あおり運転の罰則」に関する調査を実施した。

「あおり運転」に対し、警察庁が免許の取り消しができるよう制度改正を検討していることがニュースで取り上げられ、話題になっている。ハンドルを握る人も増える年末年始に向け、「あおり運転の罰則」や、あおられる要因になる「あおられ運転」に対する意見が明らかになった。

>>免許停止以外に必要だと思う罰則は? アンケート結果を見る

目次[開く][閉じる]
  1. 約9割の人が厳罰化に賛成
  2. 懲役刑など重い罰則を必要だという意見が過半数に
  3. そもそも「あおり運転」の定義とは?
  4. 「あおられ運転」に対しても罰則が必要?
  5. 運転に自信がある人ほど「あおり運転」の被害に?
  6. 調査概要

約9割の人が厳罰化に賛成

調査1:「あおり運転」の厳罰化についてどう思いますか?

あおり運転の厳罰化に対し、87.5%もの人が「賛成」と回答。「あおり運転」に対する厳罰化については歓迎ムードであることが分かった。

調査2:あおり運転の罰則が「免許停止」になることに対してはどう思いますか?

「十分な罰則である」と回答したのは42.9%、「罰則としては不十分である」は47.7%と意見が拮抗。調査1のとおり、あおり運転の厳罰化については大多数が支持したが、その罰則内容については「まだ甘い」と考えている人も多いようだ。

懲役刑など重い罰則を必要だという意見が過半数に

調査3:(罰則が「不十分」と答えた方)「免許停止」の他に必要だと思う罰則は何ですか?(複数回答)

最も意見が多かったのは「懲役刑(労務作業のある身柄拘束刑)」(56.4%)、2位の「一生涯の免許停止」(54.2%)までが過半数となった。

「あおり運転を二度としまい」という後悔の念を抱いてほしいという考えと、二度と運転をしないでほしいという二つの想いが窺える結果となった。

そもそも「あおり運転」の定義とは?

調査4:「あおり運転」の定義についてどのようなものが良いと思いますか?

厳罰化に伴い、「あおり運転」の定義をどうするのか? に注目が集まっている。どのような定義が良いかについては3人に1人が「過度にハイビーム・パッシングをしたり、クラクションを鳴らしたら」と回答。

一方で、「過度」の判断も難しく、また13.6%の人は「定義付けるのは無理だと思う」と回答したことからも「あおり運転」の取り締まりの難しさが窺えた。

「あおられ運転」に対しても罰則が必要?

調査5:あおられる要因になるような運転に関しても罰則が必要だと思いますか?

「必要」と回答した人は最も多い45.9%となり、「不要」は30ポイント以上少ない13.8%に留まった。

あおり運転がニュースで取り沙汰される一方で、SNSでは「あおられる方にも問題がある」といった投稿が相次いでいたが、やはりあおられるような運転の仕方をしている人にも罰則が必要だと考えている人が多いようだ。

調査6:(あおられる要因になるような運転に関しても罰則が「必要」と回答した人)どのような運転に対して罰則が必要だと思いますか?(複数回答)

あおられる要因になるような運転に関しても罰則が必要と回答した人に対し、どのような運転に対して罰則が必要だと思うか聞いたところ、「低速で追い越し車線を走行」(71.0%)、「ウィンカーを出さない、出すのが遅い」(62.7%)を抑えて、「無理矢理の割り込み」(81.1%)が1位となった。

運転に自信がある人ほど「あおり運転」の被害に?

調査7:【運転への自信別】「あおり運転」の被害にあったことはありますか?

「あおり運転」の被害にあったことがある割合は「運転に自信がない」人よりも「運転に自信がある」人の方が多くなる結果に。調査6において上位に挙がった「無理矢理の割り込み」や「ウィンカーを出さない、出すのが遅い」といった行動は運転に慣れた人こそやりそうなものであり、あおられ運転にイライラしている運転上級者こそ今一度自身の運転の仕方を見直すべきなのかもしれない。

調査概要

■調査タイトル:「あおり運転の罰則」に関するアンケート調査

■調査対象:20代~70代の男女1150名

■調査期間:2019年11月14日~同年11月17日

■調査方法:インターネット調査

■調査主体:株式会社エアトリ

※トップ画像はイメージです

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MOTA編集部
筆者MOTA編集部

MOTA編集部。編集部員は、自動車雑誌の編集者やフリーランスで活動していた編集者/ライター、撮影も同時にこなす編集ディレクターなど、自動車全般に対して詳しいメンバーが集まっています。

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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