予約殺到!? オープントップの「レストランバス」で料理と絶景を楽しむ限定ツアー開催
北海道でレストランバスツアーを開催
北海道の南西部、渡島半島に位置する檜山(ひやま)地域にて、旬の食材を活用したフレンチのコース料理とともに自然と農漁業体験を楽しむ「レストランバスツアー in ひやま」が2019年9月11日~15日の5日間限定で実施される。価格は1万2800円(税込)。
2018年9月にモニターツアーとして実施したところ予約が殺到するなど大きな反響があったことから、今年は体験内容をさらに充実させてのパッケージツアーとなる。
>>揺れにも対応の特殊テーブル! レストランバスの画像で見る(16枚)
レストランバスとは
レストランバスは、「そこにしかない日本を食べよう!」をコンセプトに開発されたオープントップの2階建てバスである。
1階にあるキッチンでシェフが食材の調理を行い、料理はすぐに2階の客席へ運ばれるため、窓の外に広がる景色とともにできたての料理を楽しむことができるのが特徴。これまで、京都、沖縄、東京、新潟など全国各地で運行され、新たな観光コンテンツとして注目を集めている。
レストランバスツアー in ひやまの主な特長
「レストランバスツアー in ひやま」は、北海道ならではの雄大な自然が広がる檜山地域を「レストランバス」で巡り、厚沢部(あっさぶ)町産のアスパラや、せたな町産の放牧黒豚など地元の旬の食材を使ったフレンチのランチコースを絶景とともに味わうことができる限定ツアーである。
また食材の生産者と触れ合いながら、アスパラ収穫や、ホタテ磨きなどの農漁業体験も楽しむことができる内容となっている。
なお、料理を担当するのは道南出身でJR東日本の豪華寝台列車「TRAIN SUITE四季島」の料理人も務める関川裕哉シェフで、メニューの考案から食材選び、当日の調理までを総合プロデュースし、檜山の食材を独創的にアレンジした季節感溢れるコース料理を提供する。
レストランバスツアー in ひやま 実施概要
■催行期間:2019年9月11日・12日・13日・14日・15日の5日間
■時間:8:30集合、9:00出発~17:30帰着(予定)
■発着場所:函館駅西口前
■所要時間:約8時間30分
■ツアー料金:大人 (中学生以上) 1名 1万2800円(税込)(ランチコース含む、ドリンク料金は別途)
■定員:各日24名
■予約開始日:8月16日(金)
■予約方法:電話(JTB函館オフィス TEL: 0138-56-1711)またはオンライン申込み
コース・立ち寄り先・体験内容について
コース2種
コース1:厚沢部町・乙部町・江差町(9月11日・13日・15日催行)
コース2:厚沢部町・上ノ国町・江差町(9月12日・14日催行)
体験内容・立ち寄り・車窓見学スポット
■コース1・2共通
かもめ島(車窓)、創業約150年の老舗和菓子店「五勝手屋本舗」(立ち寄り)、江差追分会館(日本を代表する民謡のひとつ、「江差追分」の全国大会優勝者や師匠の唄等を鑑賞 )
■コース2のみ
勝山館跡ガイダンス施設の見学、道の駅「もんじゅ」(海鮮浜焼き付)(立ち寄り)
北海道檜山地域について
北海道の南西部、函館から西へ車で約1時間半ほどの場所に位置する檜山地域は、夏場は30度以上の気温になることは少なく、冬は平均最低気温がマイナス3度前後と年間を通して温暖で過ごしやすい気候が特徴だ。
檜山道立自然公園や日本海の荒波が造形した奇岩や岬はどれも絶景で、陰影の美しい海岸線と夕日、各町では個性豊かな温泉も湧出し、その町ならではの歴史や自然景観とともに海の幸・山の幸を味わうことができる。
最近では、檜山地域内のせたな町が、映画「そらのレストラン」の舞台となったことでも話題を集めている。
映画「そらのレストラン」について
「そらのレストラン」(2019年1月公開)は、洞爺湖町・月浦を舞台にした「しあわせのパン」(2012年公開)、空知を舞台にした「ぶどうのなみだ」(2014年公開)に続く、北海道に生活する人々と食材を題材にした北海道映画シリーズの第3弾。檜山地域のせたな町を舞台に、循環農業に取り組む自然派農民ユニット「やまの会」をモデルとして、海の見える牧場でのチーズ作りと仲間たちの絆が描かれている。
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