プジョー、フルモデルチェンジした新型508を発売 | 4ドアファストバックスタイルが採用されスポーティに
2018年11月19日、プジョーは新型「508」を発売した。車両価格は417万円(税込)から。
プジョー 508は、Dセグメントに属するプジョーブランドのフラッグシップモデル。フルモデルチェンジされた508は、4ドアファストバックというスタイルを取るとともに、エクステリア、インテリア、先進運転支援機能、安全性、ダイナミズム、乗り心地などあらゆる要素が一新された。
プジョーは、新型508の日本仕様の諸元、車輌重量、燃費については後日発表するとしている。デリバリーの開始時期は2019年春が見込まれている。また、ステーションワゴンタイプの「508 SW」の新型モデル導入に関しては、2019年の発表・発売を予定している。
新型508 エクステリア概要
新型 508の印象を決定づけるのが、低められた全高とワイドなプロポーションが特長のエクステリアデザイン。クーペのようなルーフラインによって、リアエンドにかけてスムースに流れるファストバックスタイルが形作られている。
フロントマスクは切り立ったフロントグリルとフルLEDライトで構成され、ボンネットには508のモデル名が配された。バンパーとスポイラーを垂直に通るLEDデイタイムランニングライトと相まってシャープな印象となっている。
リアエンドには、プジョーのエンブレムでもあるライオンの三本の爪痕をモチーフとしたフルLEDテールライトが装着された。
この大胆なデザインは、2014年に北京モーターショーで発表されたコンセプトカー「イグザルト」の流れを組むもの。衝撃的なデビューを飾り、“ショーストッパー”となったイグザルトのスタイリングが、508のベースとなっている。
新型508 インテリア概要
内装には「プジョー i-Cockpit」と呼ばれるデザイン思想が取り入れられている。i-Cockpitは、「コンパクトなステアリングホイール」「中央の8インチタッチスクリーン」「12.3インチデジタルヘッドアップディスプレイ」の3つからなる操作体系のこと。
ヘッドアップディスプレイは6種類の表示モードを持ち、オーナーの好みに応じてカスタマイズが可能となっている。このディスプレイは通常のものと違い、ステアリングホイールの上に位置していることから、ドライバーの視線の移動を最小限に抑えることが可能となっている。
8インチタッチスクリーンの下には、ピアノの鍵盤を思わせるような7つのトグルスイッチが配置されている。このスイッチはナビゲーション、空調、ラジオなど主要な機能へダイレクトにアクセスできるようになっており、タッチスクリーンでの操作とは役割が整理されている。
新型508の走行性能
新型508の日本仕様に用意されたエンジンは、2.0リッタークリーンターボディーゼルと、ダウンサイジング1.6リッターターボガソリンエンジンの2種類となっており、グレードによって搭載されるエンジンは異なる。
プラットフォームは軽量、高剛性、高いポテンシャルと汎用性で評価を得ているグループPSAの中核プラットフォーム「EMP2」をベースにしたものが採用され、同装備の場合先代モデルより平均70kgの軽量化が実現された。
フロントフェンダー、フロントサスペンション、リアシート骨格へのアルミニウム合金採用や、トランクフロアとテールゲート下部への複合素材の使用も、新型508の軽量化に貢献している。
また、新型508は全車にプジョー初となるアクティブサスペンションを装備。走行状況、路面に応じてダンパーの減衰力をリアルタイムに制御し、よりいっそう高いレベルで乗り心地とハンドリング、ロードホールディングが両立されている。このアクティブサスペンションは4つのドライビングモードと連動し、センターコンソールにあるドライブモードセレクターで「スポーツ」「コンフォート」「エコ」「ノーマル」から好みのモードを選択することが可能。
新型508に搭載された先進装備
新型508は、安全性や快適性を向上させる先進装備が非常に充実している。
安全装備
第2世代アクティブセーフティブレーキ(PSA初)
現行アクティブセーフティブレーキのカメラクオリティを向上させ、二輪車および夜間での検知精度をアップ。接近警報も備えている。
レーンポジショニングアシスト(プジョー初)
左右の車線の任意のどちらかをドライバーが選び、その白線から一定の距離を保ったまま走行可能。白線との距離に応じて進路修正をするため、滑らかな補正が可能となっている。ステアリング補正はほぼ全速度域で実施される。
ナイトビジョン(オプション/プジョー初)
前方最大約200mを赤外線カメラが監視し、歩行者、野生動物の映像をインストルメントパネルに投影。接近する距離に応じて警報を発し、ドライバーに注意を促す。
快適装備
フルパークアシスト&360°ビジョン(オプション/プジョー初)
ステアリング操作を車輌側でおこなう従来のパークアシストに加え、シフトチェンジ、アクセル、ブレーキもすべて自動でコントロールし駐車を行う。
ハンズフリー電動テールゲート(GT Line/GT)
両手に荷物を抱えていてもリアバンパーの下で足を少し動かせば設置されたセンサーが検知し、テールゲートが自動で開閉する。
FOCALプレミアムHiFiシステム 10スピーカー(GT Line/GT)
フランスのハイエンドオーディオブランド「フォーカル」による10スピーカーシステムを搭載。
プジョー ミラースクリーン
Apple CarPlay、Android Autoに対応するスマートフォン接続機能。対応ナビゲーション/マップアプリやオーディオアプリを直感的に使用することが可能となる。また、日本仕様のカーナビゲーションとしてタッチスクリーン専用ナビゲーションをETC2.0と共に標準装備とした。
ワイヤレススマートフォンチャージャー
センターコンソールにスマートフォンのワイヤレス充電エリアを設置。ワイヤレス給電の国際共通規格であるQi(チー)を採用しており、対応スマートフォンを置くだけで充電が可能となる。
フルパッケージオプション
フルパッケージオプションは、GT Line、GTに設定される最上級の装備を集めたオプション。ナイトビジョン、フルパークアシスト&360°ビジョンなどが含まれる。価格は650,000円。
プジョーCEO ジャン-フィリップ・アンパラト氏 コメント
ついに新型 508が世に出ることになりました。プジョー2008、3008、5008といったSUVの世界的な大いなる成功を受けて、私たちは、マーケットを突き動かすようなライバルを圧倒するプジョーサルーンのあるべきヴィジョンを具現化する必要がありました。このDセグメントでは、私たちは世界中の偉大な尊敬すべき自動車メーカーと対峙しなければなりません。
そして、新型 508は、私たちが到達すべき目標『プジョーを世界トップの多様性を持つオートモーティブブランドにするということ』をこれまで以上に体現した一台になったのです。
新型508 概要と価格
・モデル名:508
・ボディ:4ドアファストバック
・全長:4750mm
・全幅:1847mm
・全高:1404mm
・ホイールベース:2793mm
・荷室容量(VDAL):487リッター/ 1537リッター
グレード構成
508 Allure
パワートレイン:1.6リッター直列4気筒ターボ
最高出力:133kW(180ps)/5,500rpm
最大トルク:250Nm/1,650rpm
トランスミッション:8速オートマチックEAT8
税込価格:¥4,170,000
508 GT Line
パワートレイン:1.6リッター直列4気筒ターボ
最高出力:133kW(180ps)/5,500rpm
最大トルク:250Nm/1,650rpm
トランスミッション:8速オートマチックEAT8
税込価格:¥4,590,000
508 GT
パワートレイン:2.0 直列4気筒ターボディーゼル
最高出力:130kW(177ps)/3,750rpm
最大トルク:400Nm/2,000rpm
トランスミッション:8速オートマチックEAT8
税込価格:¥4,920,000
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