レクサス、LS・LCが一部改良でステアリングフィールや乗り心地が向上
レクサスは、LS、LCを一部改良し、2018年8月30日に発売した。
価格(消費税込)は、LSが981万4000円~1680万5000円、LC500が1302万2000円~1452万2000円となる。
レクサス 新型LSの特長
フラッグシップセダンのLSは、斬新なクーペシルエットと快適性・居住性を両立したスタイリングや、エモーショナルかつ優雅な走りを実現している。
今回の一部改良では、AWDにおいてショックアブソーバーは伸圧独立オリフィスを採用することで、減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など乗り心地が向上。また、マルチステージハイブリッドシステムのエンジンサウンドや変速制御のチューニング、制振材の追加などにより静粛性も向上している。
さらに、進化した予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を標準仕様に採用した。これまでのLexus Safety System +に採用していた「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、各機能を進化させ、事故の防止や交通事故死傷者のさらなる低減と、ドライバーの負担軽減を目指している。
「Lexus Safety System +」の進化
・単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」
・自動車専用道路等においてレーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーダークルーズコントロール」と「レーントレーシングアシスト(LTA)」
・カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」
・先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる「先行車発進告知機能(TMN)」
レクサス 新型LCの特長
フラッグシップクーペのLCは、GA-Lプラットフォームやマルチステージハイブリッドシステムなど、最先端技術の採用に加え、徹底的な造りこみによって、独創的なデザインとすっきりと奥深い走りを実現した。
今回の一部改良では、ステアリングサポートのアルミダイキャスト化による剛性の向上や、ブッシュ特性のチューニングなどによりステアリングフィールが向上。
さらに、ショックアブソーバーは伸圧独立オリフィスの採用により、減衰力可変幅の拡大や摩擦低減など乗り心地と操縦安定性が向上。ブレーキ制御、マルチステージハイブリッドシステムのチューニングなどによりドライバーの運転意図に沿った、より滑らかな加減速を実現。細部まで徹底的にこだわり、LCならではのスポーティな乗り味を進化させた。
また、クラウドと車載機でのルート探索を融合したハイブリッドナビゲーションシステムの標準設定により、利便性を向上させている。
このほかLSとLC共に、事故や急病時に車両データをもとに重症度を指定してドクターヘリ等の早期出動判断を行うD-Call Netに対応することで、緊急時の対応力を高めた。
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