スープラ16年ぶりに復活!トヨタがジュネーブショーで“GRレーシングコンセプト”を世界初公開
トヨタ 新型スープラ公開!まずはレーシングコンセプトモデルから
トヨタは、第88回ジュネーブ国際モーターショーにおいて、新型スープラのコンセプトモデル、“GR Supra Racing Concept”を世界初公開した。
「スープラ」は「2000GT」などと並び、トヨタの歴史において長らくフラグシップスポーツとして親しまれてきたモデルだが、2002年に生産を中止していた。今回初公開した「GR Supra Racing Concept」は、「スープラ」を16年ぶりにレーシングカーとして蘇らせたコンセプトモデルということになる。
GRスープラ レーシングコンセプトの開発を担当したのは、欧州のモータースポーツ活動拠点であるトヨタモータースポーツ有限会社(Toyota Motorsport GmbH)。
トヨタ 新型スープラ“GR Supra Racing Concept”の主要スペック
全長 4,575mm
全幅 2,048mm
全高 1,230mm
ホイールベース 2,470mm
駆動形式 FR
タイヤサイズ フロント 30/68-18/リヤ 31/71-18
トヨタ 新型スープラのデザインは伝統的なロングノーズ&ショートデッキ
「GRスープラ レーシングコンセプト」のデザインは、ロングノーズ&ショートデッキの伝統的なフォルムを踏襲しており、FR(フロントエンジン・リアドライブ)の2ドアクーペとなる。
今回公開されたのはGT500などを想定されたデザインのため、オーバーフェンダーやGTウィングなどでボディが拡張されているが、市販モデルの影は見ることが出来る。
サスペンション、ホイール、タイヤ、ブレーキなどは、レース専用部品を装備。インテリアも、後方確認モニターがついたダッシュボードやレーシングシートに加え、パドルシフト付きステアリングホイール、コラム、ペダル、ロールケージなど、各種レース用装備を組み込んでいる。
GRスープラ スポーツコンセプトは、4月にグランツーリスモに登場
なお、「GR Supra Racing Concept」は、ゲームソフト「グランツーリスモSPORT」に、2018年4月のアップデートで、新モデルとして追加される予定。グランツーリスモユーザーは、ぜひ“試乗インプレッション”を世界最速で届けてほしい!
トヨタ スープラの歴史
1978~1981年 初代(A40/A50型)「Supra」北米で発売。日本国内では「セリカXX」として販売
1981~1986年 第2世代(A60型)北米で発売。日本国内では「セリカXX」として販売
1986~1993年 第3世代(A70型)世界各国で発売
1993~2002年 第4世代(A80型)発売
2002 生産中止
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