トヨタ、最上級セダンの新型アバロンを世界初公開…自動車メーカー初のアマゾンアレクサ対応
トヨタは、2018年1月15日から開催されている北米国際自動車ショー(デトロイトショー)でフラッグシップセダンの新型アバロンを初公開した。
5代目となる新型アバロンは、プラットフォームにTNGAを採用し、パワートレーンは、3.5リッターV6エンジンと2.5リッター ハイブリッドをラインナップする。
新型アバロンは、先代モデルよりボディサイズを拡大。ロー&ワイドを強調する斬新なフロントグリルは、これまでのトヨタデザインの中でもひときわ目を引く表情を見せている。
このグリルはグレードによって2種類のタイプが用意されていて、XLEとリミテッドはダークグレーで落ち着いたデザインに、XSEとツーリングはピアノブラックのメッシュタイプになる。
室内は、トヨタのフラッグシップセダンとしてシンプルでありながら上質なデザインとするとともに、繭の中に包まれるような造形とした。
インテリアはヤマハ製のウッドパネルやアルミのパーツ類など、本物の素材を採用。ピアノブラックのトリムを取り入れることで、上質感を演出している。
また、先代ボルボのフリーフローティングセンタースタックの様なインパネ中央の薄型パネルには、9インチのマルチメディアシステム(タッチスクリーン)が収納されている。
さらに新型アバロンは、トヨタリモートコネクトの一環として、スマートウォッチやアマゾンアレクサ対応のデバイスも接続することが可能。これらのデバイスに接続することで、ドアロックの開閉やエンジンの始動、燃料の確認などを音声で行うことができる。
なお、アマゾン対応のデバイス接続機能を搭載した自動車メーカーはトヨタが初めてとなる。
また、Apple CarPlayが全グレードに標準設定される。
安全性能の面では、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense P」を搭載している。
新型アバロンは、ケンタッキー州のトヨタ・モーター・マニュファクチュアリング・ケンタッキーで生産され、2018年晩春に北米で販売される予定だ。
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