マツダ、防府工場でCX-5を生産開始
マツダは、グローバルで高まる需要に柔軟かつ迅速に対応するべく、2017年10月17日より防府第2工場(山口県防府市)でCX-5の生産を開始した。
現在CX-5の生産は、国内では宇品工場(広島県広島市)で、海外では中国とマレーシアで行われている。
マツダは、中期経営計画「構造改革ステージ2」(2017年3月期~2019年3月期)で掲げているグローバル販売165万台の達成に向けて取り組んでおり、近年のグローバルにおけるクロスオーバー系車種の需要増加にスピーディに対応するべく、一層のフレキシビリティを持った生産体制の構築を進めている。
国内の生産拠点においては、2016年12月に宇品工場に加え防府工場でもコンパクトクロスオーバーSUVのCX-3の量産を始め、2017年8月には、宇品工場の車体工場でクロスオーバー系車種の生産体制を強化した。
防府工場の西浦地区では、防府第1工場でアクセラ/デミオ/CX-3が、防府第2工場でアテンザ/CX-5が生産される。また、中関地区では、トランスミッション(SKYACTIV-DRIVE/SKYACTIV-MT)が生産されている。
防府工場でのCX-5の生産開始にあたって、執行役員(グローバル生産担当補佐、防府工場長)の川上英範氏は、「この度、防府工場でCX-5の生産を開始できたことをうれしく思います。防府工場は、マツダのマザー工場の一つとして、ブランド価値を向上させるべく、こだわりと誇りと責任を持って、お客様の笑顔を想像しながら一台一台を丁寧に造り込んでいます。本日量産を始めたCX-5をはじめ、この工場で丹精を込めて造ったすべてのマツダ車が、世界中のお客様の日常をさらに充実させる一助になることを願っています。私たちはこれからも、クルマ造りを通じて、日本のモノづくりと地域の発展に貢献してまいります」と語った。
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