アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガートにスピードスターとシューティングブレークが登場
アストンマーティンは、ヴァンキッシュ ザガート ファミリーのクーペ/ヴォランテ ヴォランテに続き、スピードスターとシューティングブレークの生産を開始すると発表した。
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ヴァンキッシュ ザガートファミリーの4モデルは、すべてヴァンキッシュ Sをベースとし、600PSを発生する自然吸気V12エンジンに、スムーズでなめらかなシフトを実現するタッチトロニックIIIトランスミッションを組み合わせている。
各モデルの特性に合わせてファインチューニングされたアダプティブ・ダンピングによって、デザインと同様に、刺激的で印象的なドライビングプレジャーが楽しめる。
ヴァンキッシュ ザガートファミリーの究極形が、今回発表されたスピードスターとシューティングブレークだ。
ヴァンキッシュ ザガート スピードスター
スピードスターは、オープントップの超高性能スポーツカーならではのエキサイトメントを表現し、ルーフレス・デザインを特徴としている。
シートの延長上に設置され、流線形のカウルを構成するスピードハンプと呼ばれるデザインで、これは、ザガートの象徴であるダブル・バブルルーフを表現している。
ボディパネルは、他のヴァンキッシュ ザガートファミリーと同様に、すべてカーボンファイバー製となっている。
なお、アストンマーティン ヴァルカンからヒントを得たブレードテールライト、フロントグリルとリアのベントメッシュに採用される3Dの「Z」モチーフなどは、4モデルに共通している。
ヴァンキッシュ ザガート シューティングブレーク
2シーターのシューティングブレークは、強烈な個性を備えながらも、きわめて実用的なGTとして設計された。
コンセプトスケッチに描かれた長いルーフは、ザガートならではのダブル・バブルデザインを採用し、コックピットに光を導くガラスインレイが装着されている。彫刻のようなこのルーフは、電動式のテールゲートにつながり、それを開けると豪華な内装のリアキャビンエリアが出現する。
ラゲッジセットもカスタムメイドで、印象的なヘリンボーン柄のカーボンフイバー製フェイシアパネル、ブロンズアルマイト処理されたロータリー・コントロール、各所に設置された「Z」モチーフのキルティング、オプション設定されるフル・アニリンレザー仕様などが特徴だ。
なお、スピードスターは28台限定ですべて売約済み、2018年内の納車が予定されている。また、シューティングブレークは99台限定となり、2018年に生産開始される予定だ。
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