ベントレー 新型コンチネンタルGTを発表 ラグジュアリーグランドツアラーの第三世代

ベントレー コンチネンタルGT

ベントレーモータースは8月29日、グランドツアラーの真髄、新型コンチネンタルGTの詳細を発表した。

設計、エンジニアリング、ハンドクラフトをすべて英国で行う第3世代の新型ベントレー コンチネンタルGTは、躍動的で揺るぎないパフォーマンス、ハンドクラフトから生み出されるラグジュアリー、そして最先端テクノロジーが三位一体となったベントレー史上最高のグランドツアラーである。

新型コンチネンタルGTは、2017年9月12日から24日にかけてIAAフランクフルトモーターショーにて世界初公開が予定されており、日本へのデリバリー開始は2018年の第2四半期を予定。メーカー希望小売価格は消費税込み2530万円からとなっている。

ベントレーの歴史に新たな一歩を刻むグランドツーリングカー

ベントレー コンチネンタルG

「ベントレーは100年近くもの間、ラグジュアリーなグランドツーリングカーの最前線に立ってきました。第3世代の新型コンチネンタルGTは、私どものデザインとエンジニアリングの賜であり、ベントレーの歴史に新たな一歩を刻む車です」

「私どもはラグジュアリーカーの世界をリードし、自動車業界におけるラグジュアリーの定義を塗り替える製品とサービスを提供しています。ベントレーの伝統を継承しつつも革新的な進化を目指し、ベントレーを所有する喜びを格段に高めたいという私どもの願いを反映して生まれたのが、新型コンチネンタルGTです」

と、ベントレーモータースのWolfgang Dürheimer会長兼CEOは語った。

6.0LツインターボW12エンジンに ベントレー初となる8速DCTを搭載

ベントレー コンチネンタルG

新型コンチネンタルGTの心臓部となるのは、強化されたベントレーが誇る6.0リッターツインターボチャージドW12 TSIエンジンである。このエンジンにベントレー初の8速デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、素早く効率的なギアチェンジに一層磨きをかけた。

先端技術を採用した新設計のアダプティブシャシーには、インテリジェントな48Vシステムであるベントレーダイナミックライドを搭載。どのような路面状況でも優れた乗り心地と圧倒的なハンドリング、そして洗練したドライビングエクスペリエンスを実現した。

この新システムで快適性と横方向のロールをコントロールすることで、乗員への不快な挙動が抑えられ、正確無比に走行している感覚がたやすく得られるという。 逞しいエクステリアデザインは革新的技術で製作され、ボディは軽量かつ堅牢。重量配分を考えてエンジンをさらに後方に配置した結果、ドライバー重視のダイナミックなパフォーマンスが生まれた。

最先端のテクノロジーと最高級素材を使用したハンドクラフトが融合したインテリア

ベントレー コンチネンタルG

4つの座席と広くなったラゲッジスペースで日頃の使いやすさを追求した新型ベントレー コンチネンタルGTのキャビンには、「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」と呼ばれるレザーの新デザインを始めとし、素晴らしいディテールがそこかしこに散りばめられた。加えて、レザーとカーペットのポートフォリオの充実も図り、調和のとれた15色を取り揃えている。

新型コンチネンタルGTはテクノロジーの数値でも、ベントレーらしさが大きく進化したことを示している。数々の革新的技術の中でも注目すべきポイントは、ドライバー重視で完全デジタル化された高度なインストルメントパネルと、ドライバー用のベントレーローティングディスプレイだ。

ローティングディスプレイは3面ユニットに12.3インチの高性能タッチスクリーンを収納。ウッドパネルが回転するとタッチスクリーンや優美な3個のアナログダイヤルが現れる。 コンチネンタルGTのインテリアデザインは、特にモダンラグジュアリーを好まれるユーザーのことを考えた仕立てとしている。

最先端の車載テクノロジー、そして最高級の天然素材をハンドクラフトした各種アイテムとがシームレスに一体化したキャビン。精緻で、調和に優れ、贅沢な空間はオーナーにゆとりの空間を提供する。

ベントレー 新型コンチネンタルGTのスペックと特徴

・比類なき コンチネンタルGTの第3世代:ラグジュアリーグランドツアラーの真髄

・真のラグジュアリーの在り方:彫刻のように大胆なエクステリアデザイン

・洗練された極上のグランドツーリングを堪能できる豪華で革新的なインテリア

・設計、エンジニアリング、ハンドクラフトをすべて英国で実施

・天然素材とハンドクラフトと最先端テクノロジーをシームレスに一体化

・革新的なベントレーローティングディスプレイとデジタルインストルメントパネルを採用

・6.0L W12 TSIエンジンの強化バージョンを搭載、最高出力635 PS、最大トルク900 Nm

・0-100 km/h加速3.7秒、最高速度333 km/h

・クイックで高効率な8速デュアルクラッチトランスミッション搭載

・日本でのメーカー希望小売価格は消費税込み2530万円

・日本へのデリバリー開始は2018年第2四半期を予定

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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