ホンダ、シティをブラジルで生産・販売開始
ホンダのブラジルにおける四輪車生産販売現地法人、ホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダ(本社:サンパウロ州 サンパウロ市 社長:峯川尚)は、「シティ FFV(フレキシブル・フュ−エル・ビークル)」の生産を開始し、販売を開始した。また、自国販売に加え、2009年9月からは順次、メキシコおよび南米諸国への輸出も開始する予定である。
シティは1997年に生産開始したシビック、2003年のフィットに続き、3番目の現地生産機種となる。価格は5万6,210レアル(日本円:約275万円)からとし、2009年は1万7,000台の国内販売を計画している。
この新型シティは、現在タイなどで販売されている3代目シティをベースに、ブラジルで普及しているフレックスフューエル対応を施すなど、ブラジル市場に合わせた仕様に変更したもの。コンパクトながら存在感のある力強いフォルムを徹底追求。室内空間は、クラストップレベルの広さを実現し、開放感と安心感に包まれるインテリアを創造した。エンジンには、出力・燃費・環境対応の全方位にわたって進化を遂げた1.5L i-VTECを搭載。さらに、先進の安全・環境性能も備え、サブコンパクトセダンの新たなベンチマークとして、あらゆる領域で高い価値を実現させている。
シティは、1996年にタイで発売以来、世界約45ヵ国以上で累計120万台以上を販売している。
※換算レート:1レアル=約49円
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