軽自動車でもこんなに死角が!なにげない車庫入れで気を付けたい点とは[動画あり]

◇大切な子供を守るために見たい動画

「自宅の駐車場などで我が子をひき殺してしまった」という悲惨な事故が度々ニュースで取り上げられている。なぜこのような悲惨な事故が起こってしまうのか。

運送会社 栄興運の福田代表は、こうした事故には「ドライバーの圧倒的な知識不足」と「クルマの“死角”に関する知識不足」の主に2つの原因があると考えている。

この写真に写る赤いコーンは全て運転席からの“死角”である。クルマの後方にここまで“死角”があることに驚いたと同時に、知らなかったことにゾッとした。

◇2つの原因

(1)ドライバーの圧倒的な知識不足

例えば、時速60kmで走っている時に見ている景色は「約1秒前に起こっている景色」であることを大半のドライバーは知らない。当然、信号も黄色から赤色に変わったと認識した瞬間は、現実では約1秒前に赤色に変わっているということになる。

こうしたことは、運送会社に務めるプロのトラックドライバーは実際に安全講習などで体験しているが、一般の自動車教習所ではこういった観点からの講習はおこなっておらず、知らない方が大半である。

(2)クルマの“死角”に関する知識不足

クルマには、ルームミラーやドアミラーなどが設置されているが、どうしてもクルマには死角があり、具体的にクルマのどこからどこまでが死角に該当するかをはっきり答えられる運転者は少ないのが現状だ。特に2歳後半~3歳前半の子どもの背丈は特に死角に入りやすいといった問題もある。

このような運転者の知識不足によっておこる悲惨な事故をひとつでもなくしたい。そして、「1人でも多くの子どもを救いたい」、「1人でも多くの親に悲しい思いをさせたくない」という想いで、今回、軽自動車の死角に関する動画を公開した。

◇動画詳細

今回の動画では、特に子どもを持つ母親に人気の軽自動車を使用した動画を作成。また、2歳後半の子どもの平均身長(約90cm)を再現するために、高さ20cmのダンボールと高さ70cmのカラーコーンを使用し、2歳後半~3歳前半の子どもに見立てて分かりやすい映像となっている。

まず、クルマに乗った状態で運転者目線の映像でスタート。運転者の視界では周りにカラーコーンは全く見えない。その後クルマを降り、周りを見渡すと真っ赤なカラーコーンがクルマの周辺に10個も並べてある。というように、実際のクルマの死角を視聴者が体験できる動画となっている。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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