2016年最も優れているカラーデザインにマツダ新型ロードスターRF
一般社団法人 日本流行色協会(JAFCA)が主催するオートカラーアウォード2016の審査会において、マツダの新型ロードスターRFに採用した外装色のマシーングレープレミアムメタリックと内装色のオーバーンがグランプリに輝き、総合的に最も優れたカラーデザインとなった。
マツダが同賞を受賞するのは2代目ロードスターがオートカラーアウォード2001を受賞して以来、2回目となった。
オートカラーアウォードとは
オートカラーアウォードは、一般社団法人 日本流行色協会が主催する車両のカラーデザインの企画力、形との調和を含む内装色と外装色、すべてのカラーデザインの美しさを評価する顕彰制度のこと。
1998年からはじまり、2016年で19回目を迎える歴史あるコンテストで、国内市場で同年に販売された全ての車種が受賞の対象となっている。なお、当初は自動車を対象とした顕彰制度であったが「自動車」が人を乗せて車道を移動するものとしてその形を変えていく可能性を考慮し、2014年度より対象を「車両」に拡大し二輪車のエントリーも可能となっている。
マツダ ロードスターRFとは
マツダ ロードスターRFは、リトラクタブルハードトップを搭載した2シーターのオープンカー。
ルーフの開閉は電動で行われ、その所要時間は世界最速の約13秒。
エクステリアには、マツダ独自の「魂動デザイン」が取り入れられたことで、オープン時だけでなくクローズ時も美しいデザインを実現した。
日本流行色協会による授賞理由
・マツダが行なってきたCMF(カラー、マテリアル、フィニッシュ)でのブランド構築の集大成とも言えるカラーデザインである。
・CMFと形状が一体となって、非常に調和した美しさを持っている。
・マシーンの鉄をイメージさせるグレーを、液体を思わせるような金属感により、グラマラスでセクシーなデザインとして作り上げた。
マシーングレープレミアムメタリックの特長
グランプリを受賞した外装色である「マシーングレープレミアムメタリック」のテーマは“機械の持つ精緻な美しさの追求”。
力強い陰影のコントラストと表面の緻密さを高次元で両立することで、鉄の無垢感のような質感表現を実現している。この金属のような質感は、光を反射する層とそうでない層を重ねることによって実現された。光の当たり具合によって色味を変える、表情豊かなグレーである。
また、「マシーングレープレミアムメタリック」との組み合わせでグランプリを受賞した、内装色の「オーバーン」は、知的で成熟した大人の魅力を表現している。
マシーングレープレミアムメタリック
ソウルレッドプレミアムメタリック
ブルーリフレックスマイカ
セラミックメタリック
ジェットブラックマイカ
クリスタルホワイトパールマイカ
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