アストンマーティン、600PSにパワーアップした新型ヴァンキッシュ S発表
自然吸気6.0リッターV12エンジンを搭載する新型ヴァンキッシュ S
アストンマーティンは、究極のスーパーGTの最新モデルである新型ヴァンキッシュ Sを発表した。
今回エンジン、シャシー、エアロダイナミクスを徹底的に見直したことにより、第二世代のヴァンキッシュがSバージョンへと進化。スリリングな走りと驚異的なパフォーマンスにさらに磨きをかけた。
ヴァンキッシュ Sには6リッター自然吸気V12エンジンが搭載される。インテークシステムに改良を施して吸気効率が向上した結果、最高出力が600PS(先代モデル:573PS)に引き上げられ、より鋭いスロットル・レスポンスを実現した。
より大きくなったインテーク・マニホールドによって、高回転域におけるエアの吸気量を増加させることが可能になり、レッドゾーンまでパワーが途切れることのない力強いパワーフィールが生み出される。
パワーの増強に合わせて、8速Touchtronic IIIトランスミッションのキャリブレーションが調整され、素早いギヤシフトに加え、精密でレスポンスに優れたシフトフィールを実現するために、低速時の洗練性が高められた。
同様に、サスペンション、ダンパー設定、スプリング・レート、アンチロールバーのブッシュも再調整され、しなやかな乗り心地を犠牲にすることなく、よりスポーティでダイレクトなサスペンションが生み出された。
価格は、英国では19万9950ポンド(約2700万円)から
新型ヴァンキッシュ Sは、カーボンファイバー素地を露出させた新しいフロント・スプリッターとリア・ディフューザーによって、フロントのリフトが大幅に低減され、空気抵抗が最小限に抑えられている。
また、4本出しのエキゾースト・パイプを組み合わせることにより、アグレッシブな外観が創出され、アストンマーティンを代表するスポーツGTの名にふさわしいスタイルを演出した。
さらに、カーボンファイバー・ボンネット・ルーバー、鍛造5スポーク・ダイヤモンド旋削ホイール、ペイント・グラフィック・パックなどがオプションラインナップとして用意されている。
室内は、「フィログラフ」キルト・レザーや、「サテン・チョップド・カーボンファイバー」フェイシア・パネルといった新しい素材と仕上げの幅広い選択肢が新たに用意され、さらにカスタマイズの幅が広がった。
また、豪華な「Bridge of Weir」ケースネス・レザーが、ラグジュアリーな雰囲気と最高の肌触りを提供する一方で、ヘッドレストには熟練した職人仕上げによる「ヴァンキッシュ S」刺繍が施されている。
ヴァンキッシュ Sには、クーペとヴォランテ(オープンカー)が設定されており、価格は、英国では19万9950ポンド(約2700万円)から、ドイツでは26万2950ユーロ(約3100万円)から、米国では31万2950ドル(約3400万円)からとなる。
納車は、2016年12月から開始される予定となっている。
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