日産「NT450アトラス」にアイドリングストップシステムを全車標準装備
日産自動車は、「NT450アトラス」を一部仕様向上し、7月6日より発売する。価格(消費税込)は、420万9840円~615万2760円。
「NT450アトラス」は、燃焼効率を最大限に高めた高性能エンジン「4P10」と排出ガスの後処理技術である「再生制御式DPF+尿素SCR」による高い環境性能、デュアルクラッチトランスミッション「DUONIC12.0」(デュオニック2.0)による変速ショックの少ないスムーズな走りと優れた燃費性能が好評を得ている。
今回の仕様向上では、これまで一部のみ標準装備となっていたアイドリングストップシステムを全車標準とし、最大積載量2tのディーゼル車ではクラストップレベルの燃費11.6km/L(重量車モード)を実現した。
また、「DUONIC12.0」搭載車には新たにヒルスタートアシスト機能を追加した。
インテリアはブラックとシルバーを基調とした内装に変更し、落ち着いた室内空間を演出。さらに、運転席シートのサイドサポート追加や座面クッション拡大などにより、疲れにくく快適な運転環境を実現している。
また、運転席用オーバーヘッドトレイや中央席センタートレイ、マガジンラックなどの収納スペースを標準化し、使い勝手を向上した。
「NT450アトラス」は、ハイブリッド車が「平成27年度重量車燃費基準+15%」、ディーゼル車が「平成27年度重量車燃費基準+10%」を達成。
さらに、排出ガス浄化性能でも、国土交通省の「平成22年基準排出ガス規制10%低減レベル」認定を取得している。これにより、「環境対応車普及促進税制(エコカー減税)」による減税措置に基づき、ハイブリッド車では自動車取得税及び自動車重量税が免税、ディーゼル車では減税となる。
「NT450アトラス」は、三菱ふそうトラック・バスからのOEM供給車である。
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