2015年GWに車内に子供を残したキー閉じ込みは185件発生、春でも熱中症事故に注意!
JAFは、車での外出が増えるゴールデンウィークに向けて、子どもなどの熱中症事故防止を呼び掛けている。
2015年のゴールデンウィーク(2015年4月29日~5月6日)にJAFが出動した「キー閉じ込み」の救援のうち、子どもが車内に残されたままであったケースは全国で185件にのぼった。
過去にJAFが実施した検証テストによると、気温23℃の過ごしやすい日中であっても車内温度は50℃近くまで上昇。そのような車内に子どもが取り残されると、短時間であっても「脱水症状」や「熱中症」を招く恐れがある。
「少しの時間だから」「寝ているから」といって車内に子どもを残したまま車を離れることは、ドアロックのトラブル以前に、重症疾患を引き起こす事故につながる可能性がある。
高齢者やペットなども同様に、車内に残して車を離れることは危険である。
また、日差しの強くなるこれからの季節、チャイルドシートに座った子どもに直射日光があたり、多量の発汗で脱水症状になる場合もある。こまめな水分補給を心がけるほか、直射日光があたらないように日よけ(サンシェード)やタオルを活用するなどの対策が必要だ。
また、チャイルドシートの金具が直射日光で熱せられ、触れた際にやけどする場合があるので、注意して使用したい。
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