熊本震災を受け、ホンダが「インターナビ」の道路通行実績情報を一般公開へ
ホンダは、4月14日21時26分頃に熊本県熊本地方で発生した震度7の地震を受け、震災エリアの通行可能な道路の参考情報として、 Honda「インターナビ」による道路通行実績情報の一般公開を開始した。
【インターナビとは】
ホンダの双方向通信型カーナビ「Hondaインターナビ」は、車両から収集する「プローブデータ」を用いた高度な交通情報サービスを、2003年に世界に先駆けて実用化。さらに2010年に開始した無料通信サービスにより収集データ量を飛躍的に増加させたことで、カーナビ向け交通情報発信のみならず、様々な活用方法を開発・提供している。
ルート案内機能「インターナビ・ルート」では、プローブデータに規制情報や道路料金情報を加えることで、利用者のニーズに合わせた最速ルートや、省燃費で環境に優しいルートなどをリアルタイムに計算、誘導する高度なナビゲーションを実現。
また、災害発生後に実際に通行できた道路を公開する「通行実績情報マップ」は、東日本大震災において避難・救援ルートを見つけ出すための支援ツールとして大きな役割を果たした。
さらに渋滞箇所や急ブレーキ多発地点から対策が必要な箇所を検出し、道路整備効果の検証や交通安全対策の立案支援など、道路行政の効率化や高度化への活用に寄与している。
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