ホンダ新型「ステップワゴン」新しい発想で新しいミニバンを【ピックアップ!カーソムリエレポート】
【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はホンダ新型「ステップワゴン」をピックアップしてお届けいたします!
▼新しい発想で新しいミニバンを(カーソムリエ Zero Fighterさん)
▼1.5リッター直噴ダウンサイジングターボが凄い(カーソムリエ カーソムリエCEOさん)
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ホンダ新型「ステップワゴン」
先代モデルから大きな変更が施され、大開口のテールゲートに横開き式のドアを備えた独創的な機構の「わくわくゲート」が採用された。この「サブドア」を使った乗り降りを、よりラクにするために、3列目シートを分割し床下格納できる「マジックシート」により、車外からはもちろん、車内でも簡単に操作できるシートを実現し、ミニバン空間の楽しみ方を大きく進化させた。また、パワートレインにはホンダ初採用となる“直噴1.5リッターVTEC TURBOエンジン”が搭載された。
新しい発想で新しいミニバンを(カーソムリエ Zero Fighterさん)
総合評価:3.1/5.0
外観デザイン:3.0/5.0
インテリア:3.1/5.0
走りやすさ:3.7/5.0
-オススメポイント-
2015年4月23日に発表された新型ステップワゴン。最上級グレードの「SPADA・Cool Spirit」に試乗。
エクステリアは、キープコンセプトであるが中身を大きく変えてきた。S660やホンダジェットで盛り上がるホンダの勢いが見てとれるミニバンとなっている。
注目すべきは、わくわくゲートと呼ばれる縦にも横にも開くテールゲート。家族が使うミニバンの存在意義をよく考えて作られていると思う。
もう1つの注目点は、新開発の1.5リッター直噴ターボエンジン。従来の2.0リッターのNAエンジンからダウンサイジングされたものではあるが、ターボによりパワーも十分で維持費(税金)も安い。走る楽しさも味わえるクルマである。グレードによってはパドルシフトもついているので、より走りを楽しむことができる。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
3.5リッターのエンジンを積む高級ミニバンと比較するとエンジン音が大きく、ゆったりクルージングするというイメージではない。
-運転後の感想について-
新しい発想で新しいミニバンを作り出しているそのホンダの思いが見てとれるクルマ。乗っていてもなかなか楽しい。
1.5リッター直噴ダウンサイジングターボが凄い(カーソムリエ カーソムリエCEOさん)
総合評価:3.0/5.0
外観デザイン:3.2/5.0
インテリア:3.0/5.0
走りやすさ:3.0/5.0
-オススメポイント-
1.5リッターの直噴エンジンのダウンサイジングターボで走りは他の5ナンバーミニバンと比較してスポーティーです。1600回転から最大トルク20kgを発生させているので、運転していて気持ち良く車を動かす事ができます。トヨタ「ノア/ヴォクシー」や日産「セレナ」に比べて、明らかに動力性能は上回っていると素人の方でも乗り比べると実感できるかと思います。
飛び道具のワクワクゲートも、バックドアからの荷物の出し入れが便利です。また、使う方は少数かと思いますが、人の乗り降りもできます。しかし個人的には折りたたんだ3列目シートを踏んづけて乗り降りするのはどうかと思います。(専用の踏んづけてもよいマットもありますが…)3代目ステップワゴンの飛び道具のフローリングと同じく、ワクワクゲートはマイナーチェンジで無くなる可能性があるかもしれないですね。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
プラスチッキーなグリルがやっぱり気になるんですよねえ。それとスッキリしすぎのフロントデザイン。現在のミニバンの本流は押し出し感があるフロントデザインが多く、小さすぎるグリルは人気がでないと思います。
-運転後の感想について-
1.5リッター直噴エンジンダウンサイジングターボの出来が素晴らしい。他社2.0リッターエンジンと是非乗り比べて違いを実感してください。
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