BMW 2シリーズクーペ『唯我独尊』【ピックアップ!カーソムリエレポート】
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【カーソムリエレポートって何?】
カーソムリエ検定に合格した『カーソムリエ』が、話題のクルマを実際に試乗して書いたレポート。それがカーソムリエレポートです。
本日はBMW 2シリーズクーペをピックアップしてお届けいたします!
▼『唯我独尊』(カーソムリエ ソーイチローさん)
▼『軽快なアシ、速すぎるのでMINIと悩む』(カーソムリエ Kaida Shawn Shotaroさん)
BMW 2シリーズクーペ
2013年10月に発表され、日本では2014年2月にで販売開始。これまで 1シリーズ として発売していたクーペ/カブリオレはこれを機に2シリーズと名乗ることになった。日本では2.0L直列4気筒DOHCツインパワーターボを搭載する「220i Coupé」と3.0L直列6気筒DOHCツインパワーターボを搭載する「M235i Coupé」の2グレードを導入。
『唯我独尊』(カーソムリエ ソーイチローさん)
総合評価:4.4/5.0
外観デザイン:5.0/5.0
インテリア:4.2/5.0
走りやすさ 5.0:
-オススメポイント-
今回紹介いたします2シリーズは、先代の1シリーズクーペの後継モデルという位置付けですが、別ナンバーを冠することからも分かるように、とくにデザインが大きく異なります。
なかでも印象的なのは、そのフロントマスク。鋭い眼光を放つヘッドライトや、大開口のエアインテークを備える顔つきのインパクトは強烈。ボディサイドの深く刻まれたキャラクターラインが躍動感を演出しています。それに比べて、水平基調のリヤデザインはやや控えめな印象。ですが、フロントから始まる強烈な自己主張がスーッと抜けていくような後味の良さがあり、品の良さを感じさせます。
スポーティなのはエクステリアだけでなく、インテリアにも及びます。例えば、センターコンソール。BMWの他モデル同様にドライバー側へ傾けられており、ドライバー中心主義を掲げるBMWらしさを感じさせるデザインで仕立てられております。
今回試乗したのは、最上級グレードにあたる「M235i(8速AT)」。
空力に優れる専用デザインのエアロや、ガンメタリック塗装の18インチアルミホイールで外観をよりスポーティにドレスアップされるだけでなく、エンジンやサスペンション、ブレーキといったハードウェアに至るまで、BMWのモータースポーツ部門を手掛けるM社によるチューニングが施されています。
その走りは爽快のひと言につきます。
搭載される直列6気筒エンジン(326ps/450Nm)は、滑らかな回転フィールと軽やかな吹けあがりが評判のいわゆるシルキーシックス。アクセルを踏む量だけではなく、踏み方(クッと踏んだり、グーッと踏み込んだり)にいたるまで、敏感に反応を示します。
組み合わせる8速ATがそのパワーを路面に的確に伝えるので、発進時から加減速のあらゆる領域でドライバーの操作をありのまま実現する懐の深さがあります。
また、ボディサイズがコンパクトなので車両感覚を掴みやすく、ロールを抑え込まれたシャシーも相まって、道幅が狭いワインディングでも臆することなく攻めていけます。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
このクルマの不満な点はありません。
走りはもちろん、実用性でもファミリーユースに対応しています。
なので、ここではクーペの弱点である後席の乗降性や居住空間、荷室の使い勝手について、2シリーズに施されている工夫を紹介したいと思います。
まずは後席への乗降ですが、前席の背もたれを倒せる機構はもちろん、電動フロントシート(全車に標準装備)の右肩部に前席を前後移動させられるボタンが備わっており、スムーズに後席へアクセスできます。また、後席乗員の膝の位置にあわせて、前席バックレストを抉っているため、膝前スペースに窮屈さは感じません。
トランクの開口幅と開口高は狭めですが、その分奥行きがあり、スクエアな形状で390Lの容量を確保します。さらに後席を6:4分割で倒せるので、ゴルフバッグなどの長尺物を積めます。また、オプションで4:2:4の分割可倒式へと変更すれば、家族4人+旅行荷物+ゴルフバッグを積みこむことが可能となります。
-運転後の感想-
BMWのラインナップは数字で構成されていることを知っている方は多いはず。 大まかに説明すると、3・5・7の奇数がセダンやステーションワゴンといった定番のボディタイプ。一方、偶数はクーペとカブリオレを表しています。
日本ではそこまで台数が売れることないクーペやカブリオレにもかかわらず、2013年には4シリーズ、そして2014年に2シリーズを投入し、そのラインナップを充実してくれるのは嬉しい限りであります。
後席へのアクセスなどはセダンと比べて劣りますが、いっぽう、走りの楽しさはBMWのモデル同士で比較しても突出しています。
先述したように使い勝手に配慮された工夫も施されているので、450万円と高価ではありますが、手の届く方は一度検討してみてはいかがでしょうか?
『軽快なアシ、速すぎるのでMINIと悩む』(カーソムリエ Kaida Shawn Shotaroさん)
総合評価:4.1/5.0
外観デザイン:3.8/5.0
インテリア:4.1/5.0
走りやすさ:4.3/5.0
-オススメポイント-
1シリーズクーペ時代は、どこか垢抜けないデザインでしたが、端正な顔つきになったのが何よりもGoodです。とはいえ3シリーズの切れ長のマスクが気に入っている私には、まだまだ不満がありますが。高級感などは言うまでもなく、さすがBMWです。足回りは大変パワフル。2Lターボはトルクフルで出足も素早く、スポーティーです。乗っていて楽しいですね。ハンドル周りも適度にしまっています。昔のBMWはステアリングが重かったですが、だいぶ軽くなってきたのも個人的には○。ただまだまだ国産車に比べると重いですが。さすがSheer driving pleasureを標榜するだけのことはあります。また走っている姿も1シリーズよりスポーティーに見えるので、デートにはもってこいの車とも言えるでしょう。
-乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?-
同じ。
-不満点-
顔つき。3シリーズが最強じゃないでしょうか。グリルの形と釣り目がうまく調和していない気がします。
-運転後の感想-
家族持ちの私にはあまり関係ありませんが、もし独身だったらMiniと迷うと思います。特に新型と。というのも2シリーズはパワフルなので、日常の利用ならMINIで十分な気がするのです。もちろん車の見た目はだいぶ違いますが、Bクラスの2ドアラグジュアリーという意味では似ているので。
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